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はじめに
お母さんから採血し、おなかの赤ちゃんの染色体異常の可能性を調べられるNIPT検査。
ダウン症などの疾患を持っているかどうか、リスクがなく安全に調べることができます。
それぞれのNIPTクリニックによって、検査可能な妊娠週数は異なっており、
「一体いつなら受けられるのか」
「いつ受けるのがベストなのか」
「なぜ検査可能な時期に制限があるのか」
と疑問に思われる方もいるかもしれません。
こちらの記事では、NIPTを受ける時期はいつがよいのか、その理由について解説していきます。
NIPTを検討されている方にとってご参考になりましたら幸いです。
ミネルバクリニック | 平石クリニック | 愛育クリニック | |
認証・非認証 | 非認証 | 非認証 | 認証 |
NIPT可能な時期 | 妊娠6週~ | 妊娠6週~ | 妊娠9週~ |
結果の的中率 | 的中率100% | 陰性・陽性陽性的中率 92.8% 陰性的中率 99.9% | 調査中 |
結果の正確性 | ◎ | 〇 | 〇 |
NIPT検査機関 | 海外の 大手NIPT検査機関 | 国内の NIPT検査機関 | 調査中 |
NIPT検査機器の種類 | 「医療用」 検査機器 | 「研究用」 検査機器 | 調査中 |
金額 | 176,000円 | 180,000円 | 109,000円 |
検査項目 | 性別・性染色体の数の異常 (ダウン症など) 全染色体検査 微小欠失9疾患 部分欠失・部分重複 | 13.18.21トリソミー性別・性染色体の数の異常 (ダウン症など) 全染色体検査 微小欠失6疾患 | 13.18.21トリソミー13.18.21トリソミー |
公式サイト | ミネルバクリニック | 平石クリニック | 愛育クリニック |
それぞれのNIPTクリニックによって、検査にかかる費用、いつ(妊娠何週)から受けられるか、どの検査機関を使っているか、NIPT検査結果の精度、調べられる障害や疾患などが異なります。より詳しくお知りになりたい方は、クリニックの比較記事も御覧いただけましたら幸いです。
NIPT検査のしくみとは?
NIPT検査は出生前診断のひとつで、ママから採血して、その中に含まれる赤ちゃんのDNAを調べます。
13(ダウン症),18,21トリソミーなど、赤ちゃんが染色体異常の疾患をもつ可能性を検査します。
実際の検査では、10-40ml程度の採血をし、NIPT検査機関へと血液を送り、シークエンサーとよばれるNIPT検査機器にかけて調べます。
妊娠初期では、ママの血液内にまだ十分な量の赤ちゃんのDNAが含まれていません。
妊娠週数がすすむにつれて、ママの血液内の赤ちゃんのDNAの濃度が高まり、正確なNIPT検査結果をだすことができます。
▼NIPT検査のしくみについてもっと詳しくしりたい方はこちら
いつ(妊娠何週)からNIPTを受けられる?
NIPTを受けられる週数は、クリニックにより異なります。
早期NIPTでは妊娠6週頃から受け付けているところも多いようです。
妊娠初期では、ママの血液内に含まれる赤ちゃんのDNA量が少ないため、限られたNIPT検査機器でしか正確な検査結果をだせません。妊娠初期のNIPTを検討していて、NIPTで後悔したくない方はぜひこちらもあわせてお読みください。
▼早期NIPTについての注意点やおすすめクリニックはこちら
一般的なNIPTでは、妊娠10週から検査を受け付けています。ママの血液内に十分な赤ちゃんのDNA量が含まれるのがこの時期です。これ以降なら、技術的には出産直前までいつでも検査可能です。検査精度にも変わりはありません。※ただしクリニックによっては、妊娠17週までなど独自に検査可能な時期を定めている場合もあります。
NIPT受検の時期を考えるにあたっての注意点として、下記があげられます。
NIPTは「非確定検査」のため、もしも陽性結果がでた場合は「確定検査」を受けて、診断を確定する必要があります。「確定検査」である羊水検査は、受けてから結果が出るまで2、3週間前後かかりますし、もしも中絶を考えたとき、日本では妊娠22週未満までと法律で定められています。
妊娠週数がすすんでもNIPTを受けることはできますが、その後の検査の流れなどを考えると、おおよそ14週頃までには受けておいたほうがよいでしょう。
NIPTを受ける場合の流れ
NIPTを受ける際は、クリニックにより多少の違いはありますが、おおまかにいってこのような流れになります。
1.遺伝カウンセリング(※カウンセリングは施設によってない場合もあります)
↓
2.お近くの提携施設で採血(通常は10週前後から。早期NIPTは6週前後~)
↓
3.血液を検査機関に発送
↓
4. NIPT結果が届く
NIPTを受ける時期の注意点
NIPTを受ける場合、おおまかなスケジュールとしては、下記のように捉えておけばよいでしょう。
こちらでは、早い週数もしくは遅い週数でNIPTを受ける場合の注意点をお伝えさせていただきます。
早めの妊娠週数でNIPTを受ける場合
早い時期にNIPTを受けると、結果を待っている間に流産してしまうというケースもあります。
そのため妊娠初期でNIPTを希望する方は、心拍チェックがおすすめです。
確定検査である絨毛検査はおよそ妊娠10週~14週、羊水検査は妊娠15週~18週に検査が可能です。
もしも早期NIPTで陽性が出た場合には、確定検査までしばらく待つ必要があり、その場合に心理的な負担がかかってしまうことも考えられます。
遅めの妊娠週数でNIPTを受ける場合
忙しくてなかなか都合がつかず、NIPTを受けるまでに時間がかかってしまう場合もありますね。
NIPTは非確定検査のため、陽性が出た際は確定検査を受ける必要があります。
羊水検査は妊娠15週から18週ころに行われますが、結果がでるまでに約2,3週間かかります。中絶も考慮にいれている場合は、日本で中絶可能なのは妊娠22週未満のため、なるべく余裕をもって受けるのがベストでしょう。
編集部推薦のNIPTクリニック🏥
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NIPTを受けようかどうか迷っている方も、はじめの遺伝カウンセリングは無料で受けられますので一度相談をされてみては?遺伝カウンセリングを受けて、NIPTを受けることを辞めても大丈夫です。遺伝専門医の先生に、NIPTについて不安や悩みを相談してから、自分に本当にNIPTが必要なのかどうか、どのプランがおすすめなのか決めてみてはいかがでしょうか。
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ミネルバクリニックは上記のように、国内で他にならぶクリニックが見当たらないほどの、患者目線にたったNIPTクリニック。遺伝専門のクリニックだけあり、国内で最も多くの検査項目を扱っています。
NIPTについて、もっと詳しくお知りになりたい方はコチラ▼の記事もぜひご覧ください。