【沖縄】ここがおすすめ!2024年NIPT(出生前診断)クリニック!費用/アフターケア/口コミを比較

沖縄NIPTおすすめ

本記事では、沖縄県内のNIPTクリニックの選び方と、おすすめのNIPTクリニック(認証施設・非認証施設)をご紹介します。NIPTで失敗したくない!という方はぜひご参考にしてください。

日本の南西端に位置する、青い海と豊かな自然に恵まれた島々からなる沖縄。独特の文化や歴史、そして美味しい食べ物も魅力的で多くの人が旅行で訪れます。NIPTクリニックの数も多く、どのクリニックを選べばよいか迷われる方もいらっしゃるかもしれません。こちらの記事が、あなたにとってベストなNIPTクリニックを選ぶために、少しでもお役ににたてましたら幸いです◎

本コンテンツはよくわかるNIPT・遺伝子検査編集部が独自の基準に基づき制作していますが、メーカー、クリニック等から送客手数料を受領しています。

この記事のライター
よくわかるNIPT・遺伝子検査編集部
佐藤 真由美

writer sato

 

よくわかるNIPT・遺伝子検査編集部のライター
1982年生まれ。一児の母。第2子が気になるものの、年齢的にどうしようか考え中。

「NIPTを受ける、受けない!?受けるならどこで受けたらいいの?」悩みに悩んだ自分の経験をふまえて、同じようなお悩みを抱えている女性たちにとって、少しでも参考になるような記事が書ければ…と、日々NIPTやNIPTクリニックについて調査・勉強を続けています。

☆この記事のまとめ

オンラインNIPTなら、全国から受検OK

年齢や夫婦同伴・紹介状などの条件なく受けられるのは、非認証施設でのNIPT

35歳をすぎると、おなかの赤ちゃんの染色体異常の可能性が上がる
結果の正確性が高い、海外のNIPT検査機関を使っているクリニックがおすすめ

通常の妊婦検診では、ダウン症は見逃されてしまうことも…

いざ陽性のときに、検査後の遺伝カウンセリングは外せない
後悔しないためには心理面・費用面でアフターケアが手厚いクリニックを選ぼう

目次

NIPTとは

妊娠中のママにとって、お腹の赤ちゃんのこと、特に健康面は気になるものですよね。NIPTは、そんなママの不安を少しでも和らげるための検査の一つです。ママの血液を採取するだけで、赤ちゃんが染色体疾患を持っている可能性を調べることができる、負担の少ない検査なんです。

NIPTで調べられるのは、21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーといった染色体疾患です。施設によっては、これらの染色体に加え、全染色体や性染色体の異常、さらには微小欠失や部分欠損まで調べられるところもあります。

出生前診断には、大きく分けて、①超音波を使った画像検査と、②染色体疾患を調べる検査の二つがあります。NIPTは、その中でも、ママへの負担が少なく、比較的簡単に受けられる検査として注目されています。

染色体疾患に対する検査には、いくつかの種類があります。
※参照【図1】

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染色体疾患に関する検査の説明イラスト【図1】

染色体疾患に対する検査は、非確定検査(それだけでは診断がつかない検査)と、確定検査(それだけで診断が確定する検査)にわかれます。

非確定検査非確定検査非確定検査確定検査確定検査
検査名NIPT(出生前診断)コンバインド検査母体血清マーカー検査絨毛検査羊水検査
実施時間9~10週以降11~ 13週15~18週11~14週15~16週以降
検査の対象ダウン症候群
18トリソミー
13トリソミーなど
ダウン症候群
18トリソミー
ダウン症候群
18トリソミー
開放性神経管奇形
染色体疾患全般染色体疾患全般
感度99%83%80%100%100%
結果報告までの期間1~2週間2週間程度2週間程度2~3週間2~3週間
リスク・留意点なしなしなし流産・死産のリスク(1/100)流産・死産のリスク(1/300)

検査には、結果だけで診断が確定するものと、さらに別の検査が必要なものがあります。NIPTは、後者の「確定診断には至らない検査」です。

NIPTで陽性反応が出たとしても、赤ちゃんが本当に染色体異常の疾患を持っているかどうかは、まだわかりません。陽性反応が出た場合は、確定診断となる羊水検査や絨毛検査を受けて、赤ちゃんが染色体異常の疾患を持っているのかを確認する必要があります。

NIPTの費用は?

NIPTの検査費用は、約20万円前後と、他の出生前診断と比べると高額に感じるかもしれません。中には、数万円で受けられる格安のNIPTを提供しているクリニックもありますが、注意が必要です。安価なNIPTでは、十分なカウンセリングを受けられない場合や、検査の精度が低い可能性もあります。

NIPT15~30万円
コンバインド検査3~5万円
母体血清マーカー検査2~3万円
絨毛検査10~20万円
羊水検査10~20万円

ママの血液をちょっと採るだけで、赤ちゃんのこと知れるNIPTは、ママにも赤ちゃんにも優しい検査として人気なんです。

NIPTを受けたいと思ったら、病院を選ぶ必要があります。NIPTを受けるには「認証施設」、もしくは「非認証施設」があります。

非認証施設は、誰でも検査を受けられることが多いですが、一部の格安NIPTをうたうクリニックでは、遺伝カウンセリングを受けられないところもあるみたい。だから、検査を受ける前に、病院の評判や情報などをよく調べて、安心できる場所を選んでくださいね。

沖縄でNIPT検査が受けられる施設 TOP3

おすすめNIPTno1

1.ミネルバクリニック|業界最高水準・的中率100%*NIPT

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ミネルバクリニック公式サイトのスクリーンショット

☆おすすめポイント

オンラインで全国からNIPTを受けられる
陽性陰性的中率100%・判定不能なし

・NIPT受検前に、無料で遺伝専門医がカウンセリング

業界最高水準のアフターフォロー
 ※陽性時は、羊水検査費用100%補償
遺伝専門医の院長が24時間無料・回数無制限で遺伝カウンセリング

 

医師が選ぶクリニック。検査の高い精度から、受検者の10%を医師が占める

ミネルバクリニックは、NIPT検査の精度とアフターフォロー体制において、業界トップクラスの実績を誇ります。

遺伝子解析の分野で世界をリードするE社と独占契約を結んでいるため、国内で唯一、E社の最新技術を用いた検査を実施しています。その結果、他クリニックでは見られない、驚異的な的中率100%を実現しているのです。

安さやスピードだけを重視するのではなく、正確な検査結果と万全なサポート体制を求める方には、ミネルバクリニックが最適と言えるでしょう。安価な検査でも、結果が間違っていたり、陽性反応が出た際のサポート体制が整っていなければ、意味がありません。

ミネルバクリニックでは、NIPT検査を受ける前に、遺伝専門医による無料カウンセリングを受けることができます。あなたの不安や疑問に丁寧に答えてくれ、最適なプランを提案してくれるので、安心して検査に臨めます。確実な検査結果と心のケアを重視するなら、ミネルバクリニックがおすすめです。

ミネルバクリニックの詳細をみる

プランと金額表 

検査内容費用
ライトNIPT:
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー

性染色体検査
性別
遺伝カウンセリング
176,000円
スタンダードNIPT:
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー
微小欠失検査・4種

性染色体検査
性別
遺伝カウンセリング
198,000円
プレミアムNIPT
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー
微小欠失検査・8種

全染色体検査(異数性・部分欠失・部分重複)
性染色体検査
性別
遺伝カウンセリング
275,000円

評価

調べたところ、検査の正確さやアフターフォローの手厚さ・NIPT実績数で、ミネルバクリニックがあたまひとつ抜けて目立っている印象でした。しかも、全国に94の提携院があり、オンラインでどこからでも受検可能。わたしが第2子を授かったら選ぶNIPTクリニックとしてはこちらですね。 

ライター佐藤

口コミ

★★★★★
自閉症の検査で伺いました。兄弟に障害があるので子供を持つのが不安だったのですが、結果的に問題はなく、もっと早く受けて不安を解消すれば良かったと思いました。 初回はドキドキしていたのですが、結果が出た時に先生にハイタッチして頂きました。とても可愛らしい先生で皆様にあたたかく接して頂きました!

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★★★★★
妊娠6週から検査可能、検査できる項目が多い、この2点からミネルバクリニックさんでNIPTを受けることを決めました。 8週で採血を行い、10週頃に結果が出ました。高齢出産な上に、元々心配性なので早めに結果を知ることができて、とても良かったです。 電話対応の方もとても親切でした。ありがとうございました。

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★★★★★
知的障害の親族がおり、妊活をする上でずっと不安でした。ネットで調べているうちにこちらに辿り着きました。こんなことで悩んでいる自分はいけないのではないかとずっと自分を責めていましたが、先生はその感情を責めることなく肯定してくださりました。とても温かく優しい先生です。同じように一人で悩みや不安を抱えている方は、まずカウンセリングを受けにいかれることをお勧めします。

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★★★★★
こちらでお世話になるのは2回目です。必要な情報を的確に伝えて下さり、こちらからの質問にも分かりやすく答えて下さいます。 検査の信頼性が一番の決め手ですが、この先生ならもし何かあったとしても、きっと親身に寄り添って頂けると思い2回目もこちらでお願いする事にしました。

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基本情報

店舗名ミネルバクリニック
アクセス東京メトロ銀座線「外苑前駅」2b出口から徒歩1分東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目駅」から徒歩9分東京メトロ銀座線・半蔵門線「表参道駅」から徒歩11分
住所〒 107-0061 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階
電話番号電話番号はクリニック公式ページからご確認ください
年齢制限の有無なし 何歳でも受検可能
検査費用ベーシック 17万6000円~
営業時間10時ー14時/16時ー20時
休み休み
ミネルバクリニックで無料カウンセリング

2 青山ラジュボークリニック|認定遺伝カウンセラーに相談可

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青山ラジュボークリニック公式サイトのスクリーンショット

☆おすすめポイント

・認定遺伝カウンセラーに相談できる

・9:00~22:00まで年中無休で問い合わせが可能

妊娠初期から赤ちゃんのことを知りたいママに朗報です!青山ラジュボークリニックでは、妊娠6週という早い時期からNIPT検査を受けることができます。最短2日で結果が出るので、結果が気になるママには向いているのでは。

ただ、妊娠初期のNIPT検査は、より正確な結果を得るためには、8週以降に受けることを遺伝専門医が推奨している場合もあります。青山ラジュボークリニックは、夜遅くまで問い合わせの電話を受け付けているので、忙しいママも、安心して予約できます。

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5-3-1 金額とプラン

 検査内容 費用
ミニマムプラン
13(パトウ症候群)
18トリソミー(エドワーズ症候群)
21トリソミー(ダウン症候群)
トリソミー検査
88,000円
(A)シンプルプラン
13(パトウ症候群)
18トリソミー(エドワーズ症候群)
21トリソミー(ダウン症候群)
トリソミー検査
性染色体検査
132,000円
(B)スタンダートプラン
13(パトウ症候群)
18トリソミー(エドワーズ症候群)
21トリソミー(ダウン症候群)
トリソミー検査
性染色体検査
全染色体検査(1~22番トリソミー検査)
165,000円
(C)フルセットプラン
13(パトウ症候群)
18トリソミー(エドワーズ症候群)
21トリソミー(ダウン症候群)
トリソミー検査
性染色体検査
全染色体検査
微小欠失検査
187,000円

5-3-2 評価

こちらのクリニックは本業が美容クリニックのため、遺伝子分野の専門的な知識やカウンセリングを求める方には物足りないかもしれません。検査結果の出る速さはピカイチですね。

ライター佐藤

5-3-3 口コミ

★★★★★
NIPTで来院。21単体検査の値段、電話問い合わせ時の対応、検査機関の信用性、など他のクリニックとよく比較検討してこちらに決めました。 検査までのメール案内も分かりやすく、採血当日も15分ほどで終了。結果は1週間前後だということです。 NIPTを受けたことがあって、特に質問事項等なかったので、シンプルで良かったです。 採血も上手だったし感じも良かったです。 駐車場は明治神宮外苑青山駐車場が近くて安いです。 【追記】 結果は受検日から3日目夕方にメールで来ました!単体検査だったから早かったのかもしれないです。早く安心することが出来ました。

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★★★
ここの良いところはお値段です。他のNIPT実施施設に比べたら比較的安価かと思います。
では何故☆が3かと言うと、遺伝子カウンセラーも、医師の面談も全くなかったからです。
結果が陰性で一安心したのですが、「今さらだけど、他の遺伝子のトリソミーにならない確率は否定できたわけではないよね…」と気付いてしまい、調べたら以外と他の番号のトリソミー(エマヌエル症候群など)もそれなりの高確率で罹患していることがあることを後から知りました。

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5-3-4 基本情報

店舗名青山ラジュボークリニック
アクセス地下鉄銀座線「外苑前駅」から徒歩2分
住所東京都港区南青山2-13-7 マトリス2F
電話番号電話番号はクリニック公式ページからご確認ください
年齢制限の有無なし 何歳でも受検可能
検査費用ミニマムプラン 88,000円
営業時間
火~土 : 11:00〜19:30
日・祝祭日 : 11:00〜18:30
休み

3.平石クリニック|妊娠6週からのNIPT

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平石クリニック公式サイトのスクリーンショット

☆おすすめポイント

・妊娠6週からNIPT可能

・最短2日で検査結果 

・認定遺伝カウンセラーの無料電話相談 

妊娠初期から赤ちゃんのことを知りたいママに、平石クリニックのNIPT検査がおすすめです!なんと、妊娠6週という早い段階から検査を受けられます。最短2日で結果がわかります。

ただ、妊娠初期のNIPT検査は、海外の検査機関の機器を使った方が、より正確な結果が得られると言われています。平石クリニックでは、国内の検査機関も使用しているので、より正確な結果を求める場合は、妊娠8週以降の検査がおすすめです。

NIPT検査について、不安なことがあれば、平石クリニックの公式LINEで、AIによる24時間無料相談も受け付けています。

平石クリニックの詳細をみる

金額とプラン

検査内容費用
A:基本検査:
13,18,21トリソミー検査
性染色体検査
性別判定
198,000円
B:全染色体検査
1番~22番トリソミー検査
性染色体検査
性別判定
231,000円
C:微小欠失検査
1番~22番トリソミー検査
性染色体検査
微小欠失検査
性別判定
253,000円

評価

検査結果の早さと安さは魅力ですが、事前カウンセリングがなく説明も簡単で不安に思われたとの口コミも。全国に採血できる提携院があるのは地方の方にも嬉しいですね。

ライター佐藤

口コミ

★★★★★
はじめてNIPTを受けるので少し緊張しながら来院しました。 先生自ら対応していただき、NIPTのこと、認可と認可外のこと、万一の結果がでたときの話、等々たくさんのことを教えてもらいました! こちらで検査を受けて良かったです。 ※コールセンターの方の対応もとっても素晴らしかったです。

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★★★★★
先生の物腰も柔らかく、話の内容もわかりやすく的確で、安心して検査を受けることができました。

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★★★★
とてもわかりやすい説明をして頂き安心して検査を受けることができました!

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基本情報

店舗名平石クリニック
アクセス東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 4番出口徒歩1分
JR山手線 恵比寿駅 西口出口徒歩1分
住所〒150-0021  東京都渋谷区恵比寿西1-10-7 MMSビル6階
電話番号電話番号はクリニック公式ページからご確認ください
年齢制限の有無なし 何歳でも受検可能
検査費用基本検査 18万
営業時間
10時ー19時

沖縄でNIPT検査が受けられる他の施設一覧

施設名認可/無認可提携先検査
可能
妊娠
医師の
専門
分野
遺伝
カウ
ンセ
リン
費用13,18,
21染色体
基本検査
全染色体微小欠失胎児

性別

結果
開示
まで
住所電話番号
沖縄県立中部病院認可10週
遺伝15万円〜1~2週間
沖縄県うるま市宮里281098-973-4111
琉球大学病院認可10週
遺伝
14万4,000円〜
1~2週間
中頭郡西原町
字上原207番地
098-895-333
かみや⺟と⼦のクリニック
認可10週遺伝
11万円
1~2週間
沖縄県糸満市
阿波根1552-2
098-995-3511
表参道スキンクリニック沖縄院無認可青山ラジュボー
クリニック
10週
美容
8万円〜最短6日
平均10日
沖縄県那覇市松尾2丁目8−1
ドン・キホーテ那覇
国際通り店 5階
0120-383-790
エムスキンクリニック無認可平石クリニック妊娠6週〜
美容
18万円〜最短6日沖縄県那覇市
おもろまち4-9-10
ブギービル3階
0120-777-923
ジョウクリニック 那覇院無認可平石クリニック妊娠6週〜
美容
18万円〜最短6日沖縄県那覇市牧志2-18-7
共伸産業ビル5階
098-867-6060
東京美容外科 沖縄院無認可DNA先進医療妊娠9週〜
美容
18万円〜最短6日沖縄県那覇市天久
1-8-9 SR天久1F
0120-658-958
NIPTクリニック 那覇院無認可DNA先進医療妊娠6週〜18万円〜最短3日沖縄県那覇市

NIPTでわかること

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NIPTは、お腹の赤ちゃんのこと、特に染色体異常や性別、遺伝子疾患について調べる検査です。

NIPTを受ける際には、「認証施設」か、そうでない「非認証施設」かを選ぶ必要があります。認証施設では、主にダウン症などのリスクが高い3つの染色体異常(13, 18, 21トリソミー)を調べることができます。一方、非認証施設では、より多くの染色体異常や性染色体異常、さらには部分欠失や微小欠失なども調べることが可能です。

  • 21トリソミー(ダウン症)
  • 18トリソミー(エドワーズ症候群)
  • 13トリソミー(パトウ症候群)
  • 全染色体の異数性
    • 常染色体(1番~22番染色体)の異数性
    • 性染色体の異数体の判定
  • 性別判定
  • 全常染色体全領域部分欠失疾患
  • 微小欠失症候群

NIPT(出生前診断)のメリット

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流産のリスクがなく、お母さんや赤ちゃんにとって安全

妊娠中のママにとって、赤ちゃんが健康に育っているかどうかは、大きな関心事ですよね。

赤ちゃんに染色体異常があるかどうかを調べる検査には、羊水検査や絨毛検査など、確定診断が得られるものがありますが、これらの検査は、残念ながら流産のリスクが伴います。一方、NIPTは、ママの血液を採取するだけで検査できるため、赤ちゃんにもママにも負担が少なく、流産のリスクもありません。

NIPTは確定診断ではありませんが、羊水検査などの確定診断を受ける前に、NIPTでリスクを評価することで、流産のリスクを回避できる可能性があります。NIPTは、ママと赤ちゃんに優しい検査と言えるでしょう。

妊娠初期(8週前後)という早い時期から検査可能

おなかの赤ちゃんが健康に育っているかどうか、妊婦さんならいち早く知りたいと思うのは当然です。母体血清マーカーやコンバインド検査といった従来の非確定的検査は、検査を受けられるのは早くても妊娠11週以降でした。NIPTなら、クリニックによって多少の違いはありますが、妊娠8週前後から受けることが可能なため、赤ちゃんの状態を早く知ることができます。

検査精度の高さ

染色体検査の正確性を測るには、「感度」と「特異度」という2つの指標が重要になります。

感度とは、実際に染色体異常がある妊婦さんの中で、検査で陽性と判定された割合のこと。特異度とは、実際に染色体異常がない妊婦さんの中で、検査で陰性と判定された割合のことです。これらの数値は、高いほど検査の精度が高いと言えます。

従来の出生前検査である母体血清マーカー検査は、感度が80~90%程度でした。一方、NIPTは、21トリソミーに関しては、感度と特異度がどちらも99.9%と非常に高い精度を誇ります。つまり、NIPTは従来の検査に比べて、赤ちゃんに染色体異常があるかどうかをより正確に発見できる検査と言えるのです。

NIPTのデメリット

0から学ぶNIPT3

費用が高い

NIPT検査は、多くのクリニックで実施されていますが、費用は20万円前後と、決して安くはありません。

中には、検査項目を減らしたり、国内の検査会社を利用することで、費用を抑えているクリニックもありますが、注意が必要です。安価なクリニックでは、検査の精度が低い場合や、遺伝カウンセリングの体制が整っていない場合もあるからです。

大切なのは、費用だけでなく、信頼できるクリニックで、正確な検査を受けられるかどうかです。検査項目を減らすことで、本来はわかるはずの染色体異常を見逃してしまう可能性もあります。

人生に関わる大切な検査ですから、費用よりも、正確な検査結果と充実したサポートが受けられるクリニックを選ぶことをおすすめします。

NIPTを受けることで、かえって悩んでしまうことも

NIPT検査は、赤ちゃんが染色体異常を持っている可能性を調べるための検査です。

検査結果が陰性であれば安心できますが、陽性という結果が出た場合は、ママやご家族にとって大きな悩みや不安が生まれることもあります。陽性の場合、限られた時間の中で、今後のことについて様々な決断を下さなければなりません。

しかし、中には、事前や事後のカウンセリング体制が整っていないクリニックもあり、その場合、ママは一人で悩みを抱え、どうすれば良いのか迷ってしまうかもしれません。

NIPT検査自体は精度が高いとはいえ、クリニックによって、検査の質やサポート体制に差があるのが現状です。NIPT検査を受ける際は、検査の精度だけでなく、カウンセリング体制もしっかり確認することが大切です。信頼できるクリニックを選び、安心して検査を受けられるようにしましょう。

NIPTを受ける医院・クリニック選びのポイント

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「認証施設」と「非認証施設」どちらを選ぶ?

NIPTを受けられる施設には、「認証施設」と「非認証施設」があります。

認証施設日本医学会連合が認可した施設
非認証施設日本医学会連合の認可を受けていない施設

認証施設でのNIPTは、年齢制限や夫婦同伴が必要だったり、基本的に検査を受けるためのハードルが高くなっています。
35歳以上で、エコーで異常が見られた方などの受診条件があり、特定の施設のみでの受検になりますので、受診条件を満たしていない方は、非認証施設にて検査を受けるのがよさそうです。

ライター佐藤

認証施設非認証施設
金額約20万円約5万円
受けられる検査内容18トリソミー
13トリソミー
21トリソミー
18トリソミー
13トリソミー
21トリソミー
微小欠失検査
全染色体検査など
受診の条件出産時の年齢が35歳以上
染色体異常の陽性反応があった場合
染色体異常の子どもの妊娠、または出産歴がある場合
遺伝による染色体異常の可能性がある場合
特になし。35歳未満でも受診可能

NIPT検査後のアフターフォロー(心理面)が充実しているか

NIPT検査で陽性と出た場合、ママやパートナーは大きな精神的ショックを受けるかもしれません。これからどうすればいいのか、限られた時間の中で、辛い決断を迫られることになります。羊水検査を受けて確定診断をするのか、それとも、中絶という選択肢を選ぶのか…。

そんな時、ママやパートナーの気持ちを理解し、寄り添いながら、次のステップを一緒に考えてくれるクリニックの存在は、本当に心強いものです。NIPT検査を受ける際は、検査の精度だけでなく、心のケアもしっかりとサポートしてくれるクリニックを選ぶようにしましょう。

調べたところ、NIPT検査後に検査結果を告げられるのみで、その後のカウンセリング体制などが整っていないクリニックも…!事前によく調べることが重要ですね。

ライター佐藤

NIPT検査後のアフターカバー(費用面)が充実しているか

NIPT検査で陽性反応が出た場合、多くのママは羊水検査を検討すると思います。しかし、羊水検査は10~20万円前後と、追加費用がかかってしまうのが悩みどころです。

NIPT検査後の大きな出費は、経済的にも精神的にも負担が大きいですよね。そこでおすすめなのが、羊水検査費用の補償プランを用意しているクリニックです。費用面での不安なく、安心して検査を受けられるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

ご自宅から通いやすい環境、またはオンライン診察の対応をしているか

妊娠初期はつわりなど、体調の変化を感じる妊婦さんも少なくありません。
そのような時期はなるべく遠方への長時間の外出は避けたいですよね。

NIPTを受ける際も近くのクリニックか、オンライン診療も可能なクリニックだと安心です。
ご自身にとって無理なく受けられるNIPTクリニックを選びましょう。

NIPT遺伝子検査機関の規模や精度(信頼性)・遺伝専門医の質の高い診断が受けられるか

NIPTの検査機関はクリニックによってさまざまです。信頼できる検査機関を使っているかどうか、遺伝子分野のスペシャリストである臨床遺伝専門医が在籍しており、遺伝カウンセリングを受けられるクリニックなのか確認してみましょう。

NIPT業界の裏事情になりますが、、、

イルミナの[Veriseq2]という検査手法を使っている大手NIPTクリニックではNIPT検査機関が出した結果(陽性・陰性)を精査できる体制になく、そのまま伝えるのみ、という状況になっています。

こちらの検査手法では、オンラインでイルミナ社とつながり結果がでるのですが、出た結果について検査機関に問い合わせができません。陽性や陰性になった理由が分からないため、そうするしかないのです。

NIPT検査は結果が出た後の精査こそが重要です。そのようなクリニックを選ばないよう見極めが必要ですね。

ライター佐藤

NIPT検査の実績数

NIPT検査は、高い精度を誇る検査ですが、稀に判定不能や偽陰性になる場合もあります。さらに、モザイクなど、判断が難しいケースもあるため、経験豊富なクリニックを選ぶことが重要です。

NIPT検査は、人生を左右するような大切な検査です。豊富な実績と高い検査精度を持つクリニックを選び、安心して検査を受けられるようにしましょう。

自分が知りたい疾患を調べられるか

NIPTでは、おなかのあかちゃんの染色体異常による疾患を調べることができます。

認可施設では、21・18・13トリソミー検査のみで微小欠失検査・全染色体検査は受け付けられていません。できるだけ検査を受けて不安を取り除きたい方は、無認可施設で幅広く検査を受けるのもよいでしょう。

検査名調べられる内容
13トリソミー検査パトウ症候群
18トリソミー検査エドワーズ症候群
21トリソミー検査 ダウン症候群
微小欠失検査1p36欠失症候群、4p欠失症候群、5p欠失症候群
プラダー・ウィリ症候群、アンジェルマン症候群など
全染色体検査1~22番の常染色体の異常

21トリソミー(ダウン症候群)

染色体の数の異常による疾患で多いものは21番目の染色体が1本多い21トリソミー(ダウン症候群)です。ダウン症では、運動や知的な発達の遅れが見られます。先天心疾患などの病気が合併することもありますが、その程度は一人ひとりで異なり、ほとんどの人は学校生活や社会生活を送っています。近年の医療の発達により、60歳前後まで健康に生きる場合も多いようです。

18トリソミー

18番目の染色体が1本多い「18トリソミー」は、残念ながら、妊娠中に流産や死産となるケースが多く、生まれても長く生きられないことが多い病気です。

生まれたとしても、90%は先天性心疾患を患い、運動や知的な発達、成長にも遅れが見られます。18トリソミーは、小児慢性特定疾病に認定されているため、手厚いサポート体制が整っています。

13トリソミー

13番目の染色体が1本多い13トリソミーの95%は流産や死産になるといわれています。心臓や神経系、消化器系などに複数の合併症がある場合が少なくなく、産まれてきたとしても1年生存できる確率は約10%と言われています。小児慢性特定疾病に認定されており、手厚いサポート体制があります。

性染色体の数の異常

性染色体には、X染色体とY染色体があり、XXが女性、XYが男性です。

性染色体の数に異常がある場合、例えば、X染色体が3本ある「XXX(トリプルX症候群、スーパー女性)」や、XXYの「クラインフェルター症候群」などがあります。XXXは女性、XXYは男性として生まれますが、多くの場合、特に大きな症状は見られず、染色体検査をしないとわかりません。

まとめ

クリニックによって、各検査単体のプランや、全ての検査をまとめて受けられるセットプランが用意されています。

ミネルバクリニックでは、NIPT検査で国内唯一、優性遺伝子疾患や劣性遺伝子疾患(突然変異を調べる)も調べることができます。検査の精度にこだわる方や、他クリニックで調べられない遺伝子疾患まで知りたい方はおすすめです。

検査にかかる費用

NIPTの検査は、認証施設が約20万円程度、非認証施設では安いところでは単一の疾患を調べるのに限っては、数万円程度から検査を受けられます。また通常のNIPTに全染色体検査など検査を付け足すと、非認証施設でも20万円以上は基本的に必要です。

安くても、検査の精度に難があったり、アフターケアが整っていない場合もあります。

陰性だったらよいのですが、陽性がでたときこそアフターケアの質が問われます。アフターケアも含めて値段設定がされているため、自分が必要なものは何かをよく考えてクリニックを選ぶのが大切ですね。

ライター佐藤

NIPTを受診する流れ

NIPTのおおまかな流れは、以下の4ステップに分けられます。それぞれのポイントをこちらで解説していきますね。

  1. NIPTを予約
  2. 検査前遺伝カウンセリング
  3. 採血によりNIPTを実施
  4. 結果報告

1.NIPTを予約

NIPT検査を受けたい場合は、まず、現在通っている産婦人科で実施しているかどうか、担当医に相談してみましょう。

NIPT検査は、実施できる医療機関が限られています。通っている病院で実施していない場合は、NIPT検査を実施している医療機関を探して、予約を取る必要があります。

NIPT検査を実施できる週数は、病院によって異なりますが、通常は妊娠9~10週以降です。

2.検査前遺伝カウンセリング

カウンセリングでは現時点までの妊娠の経過や、過去の出産経験などを問診します。NIPTによってどのようなことが分かるか、検査結果をどう解釈したらいいかなどの説明やヒアリングが行われます。

※注意 非認可のNIPTクリニックでは、検査前後の遺伝カウンセリングを行っていない場合もあります。NIPT自体は簡単にできる検査ですが、いざ陽性がでた場合には妊婦さんは大きなショックを受ける方も多いようです。年齢制限などなく受けやすいため、非認可施設で受検される方も多いかと思いますが、クリニックを選ぶ際は検査前後のカウンセリング体制が整っているクリニックを選ぶのがよいでしょう。

3.NIPT検査の実施(採血)

NIPT検査は、ママの血液を採取して行います。検査は、クリニックで血液を採取し、その後検査機関に送られます。遺伝カウンセリングと血液採取を同日に実施するクリニックもあれば、後日改めて採血するクリニックもあります。事前に、クリニックに確認しておきましょう。

4.結果報告

検査結果が出るまでの期間は医療機関によって異なりますが、採血から約1週間後が目安です。

検査結果は「陰性」「陽性」、「判定保留」があり、それぞれをどのように理解すればいいのか説明があります。陽性だった場合、さらに確定的検査を希望するかを相談する必要があります。

日本国内のNIPT検査の精度や、事後カウンセリングでの説明の手厚さは、クリニックにより大きな差があります。
価格が安いだけでクリニックを選ぶと、大きな後悔にもつながります。NIPT検査は人生に関わる重要な検査。クリニック選びに失敗して後から後悔なんて絶対にしたくありませんよね。クリニック選びの際は、検査精度・事前事後のカウンセリングが充実している施設を選ぶのが正解です。

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ライター佐藤

NIPTについてよくある質問

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Q1.NIPT検査は、認証施設と非認証施設どちらがおすすめですか?

NIPT検査は、国内では認証施設か非認証施設で受けることができます。

認証施設とは、日本医学会連合が認可した施設になります。認証施設では調べられるのが、21トリソミー(ダウン症候群)・18トリソミー(エドワーズ症候群)・13トリソミー(パトウ症候群)の3項目のみ。
非認証施設では、21,18,13に限らず全染色体の異数性や性染色体の異数性、微小欠失や部分欠損まで詳しく調べられるため、
より詳細に赤ちゃんの健康状態を調べたい方は非認証施設がおすすめです。

Q2.NIPT検査は何回受ける必要がありますか?

NIPT検査は、お母さんのお腹の中の赤ちゃんが健康に育っているか調べる検査です。そのため、基本的には妊娠1回につき1回検査を行うのが一般的です。

最近では、妊娠初期からNIPT検査を受けられる「早期NIPT」をうたうクリニックも増えています。しかし、これらのクリニックの中には、初回検査の結果に「参考値」と記載される場合があることも。これは、お母さんの血液中に含まれる赤ちゃんのDNA量がまだ十分でない段階で検査を行っているため、結果の正確性に欠ける可能性があるからです。

より正確な検査結果を得るためには、高い精度を誇る海外のNIPT検査機関を利用しているクリニックを選ぶことが重要です。 早期NIPTを受ける場合は、検査の精度や結果の解釈について、担当医にしっかりと確認するようにしましょう。

Q3.NIPTで陽性になる確率はどのくらい?

日本産科婦人科学会が行った「NIPT受検者のアンケート調査」によると、NIPTを受けて「陽性」と出る確率は全体で1.8%、約50人に1人です。

ただし、NIPTの検査理由によって、陽性率は変化します。

NIPTの検査理由陽性率
高齢妊娠が不安1.5%
出産既往歴1.9%
母体血清マーカーの結果が不安で受けた4.1%
超音波検査でトリソミーを疑われた14.7%

「超音波検査でトリソミーが疑われた」という理由でNIPTを受けた妊婦では、14.7%と比較的高い確率で陽性反応が検出されています。別の検査により、すでに胎児の異常が疑われている場合には、陽性反応が出る可能性が高くなります。

Q4.NIPTの検査ではどんなことをするのですか?

NIPTでは、妊婦さんから採血をし、その中に含まれる赤ちゃんのDNAを調べます。検査自体は採血で10分程度で終わります。他の確定診断などに比べて、簡単・安全にリスクなく検査できるためNIPTを選ぶ妊婦さんが増えています。

まとめ

ここまで沖縄県内のNIPTクリニックを紹介してきましたがいかがでしたか?NIPTクリニックをお選びになる際に、こちらの記事が少しでもご参考になりましたら幸いです。

☆この記事のまとめ

NIPT検査は、医療費控除や保険も適用されないため、全額自己負担。

つわりで外出がつらい時は、オンラインNIPTが受けやすい

年齢や夫婦同伴・紹介状などの条件なく受けられるのは
非認証施設でのNIPT

35歳をすぎると、おなかの赤ちゃんの染色体異常の可能性が上がる

通常の妊婦検診では、ダウン症は見逃されてしまうことも

いざ陽性のときに、検査後の遺伝カウンセリングは外せない
心理面・費用面でアフターケアが手厚いクリニックを選ぼう

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ライター 佐藤

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