【岩手】2025年NIPT(出生前診断)おすすめクリニック【徹底比較】費用/アフターケア/検査会社を編集部が調査

岩手版 2025年 NIPTおすすめクリニック

*当記事にはPRが含まれる場合があります

NIPTで失敗したくない!』と、出生前診断のクリニック選びにお悩みの方はいませんか?

本記事では岩手県内でNIPT検査をご検討中の方へ向けて、NIPT検査を受けるクリニックの選び方と、おすすめのNIPTクリニックについてご紹介します。NIPT検査の流れや、受検することのメリット・デメリットも解説していますので、ぜひご参考にしてください。

編集部 佐藤

この記事のライター: よくわかるNIPT・遺伝子検査編集部 佐藤 真由美

1982年生まれ。一児の母。第2子が気になるものの、年齢的にどうしようか考え中。
「NIPTを受ける、受けない!?受けるならどこで受けたらいいの?」悩みに悩んだ自分の経験をふまえて、同じようなお悩みを抱えている女性たちにとって、少しでも参考になるような記事が書ければ…と、日々NIPTやNIPTクリニックについて調査・勉強を続けています。

☆この記事のまとめ

NIPTは早期に検査できるクリニックもあるが、8週以降がおすすめ

認証施設での検査には条件があり、調べられる先天性疾患は3種類のみ
非認証施設では誰でも検査可能で、多数の疾患を調べられるクリニックもあり

NIPT検査ではアフターフォローが重要
陽性が出た際のフォローが手厚いクリニックがおすすめ

NIPTは高精度だが、施設によっては偽陽性や偽陰性・判定不能の結果が出ることも

岩手県でNIPTが受けられるクリニック一覧を先に見る方はこちらをクリック

目次

NIPT検査とは

NIPTとは出生前診断のことで、Non-Invasive Prenatal genetic Testing(無侵襲的出生前遺伝学的検査)の略です。

出生前診断には超音波を使って画像で診断する検査と、染色体疾患に対する検査とがあり、NIPTは染色体疾患に対する検査の一つです【図1】。

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染色体疾患に関する検査の説明イラスト【図1】

NIPT検査は染色体疾患に対する検査のなかでも、血液を採取するだけでお母さんの血液に含まれている胎児由来のDNAを調べられるため、流産の恐れもなく安全な検査とされています。

ただし染色体疾患に対する検査には、「確定検査(診断を確定できる検査)」と「非確定検査(疾患の可能性を評価する検査)」があり、NIPTは非確定検査に含まれます。

そのため、NIPT検査で陽性が出た場合には、羊水検査や絨毛検査などの確定検査を受ける必要があることを覚えておきましょう。

以下の表に、主な出生前診断を一覧にしていますのでご覧ください。

非確定検査非確定検査非確定検査確定検査確定検査
検査名NIPT(出生前診断)コンバインド検査母体血清マーカー検査絨毛検査羊水検査
実施時間9~10週以降11~ 13週15~18週11~14週15~16週以降
検査の対象ダウン症候群
18トリソミー
13トリソミーなど
ダウン症候群
18トリソミー
ダウン症候群
18トリソミー
開放性神経管奇形
染色体疾患全般染色体疾患全般
感度99%83%80%100%100%
結果報告までの期間1~2週間2週間程度2週間程度2~3週間2~3週間
リスク・留意点なしなしなし流産・死産のリスク(1/100)流産・死産のリスク(1/300)

NIPT検査でわかること

0から学ぶNIPT13

NIPTで検査できる項目は、施設によって異なります。

日本医学会の認証を受けているNIPT認証施設で調べられる項目は、検査の精度によって限定され、以下の3項目のみです。

  • 21トリソミー(ダウン症候群)
  • 18トリソミー(エドワーズ症候群)
  • 13トリソミー(パトウ症候群)

一方で非認証施設では、クリニックによってさまざまな項目を調べられます。非認証施設で、上記以外に検査できるのは、以下のような項目です。

  • 全染色体の異数性
  • 常染色体(1番~22番染色体)の異数性
  • 性染色体の異数体の判定
  • 全常染色体全領域部分欠失疾患
  • 微小欠失症候群

またNIPT検査では、疾患のほかに性別も判定できます。

NIPT検査にかかる費用

NIPT検査は保険の適用外で、15~30万円程度の費用がかかります。精度が高くリスクを伴わない安全な検査というメリットがありますが、ほかの出生前診断より比較的高額です。

NIPT15~30万円
コンバインド検査3~5万円
母体血清マーカー検査2~3万円
絨毛検査10~20万円
羊水検査10~20万円

また、NIPTは非確定検査のため、陽性だった場合に診断を確定するためには羊水検査や絨毛検査の確定検査が必要です。確定検査には別途費用がかかる施設もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。

岩手でNIPT検査が受けられる施設 TOP3

おすすめNIPTno1

1.ミネルバクリニック|業界最高水準・的中率100%*NIPT

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ミネルバクリニック公式サイトのスクリーンショット

☆おすすめポイント

オンラインNIPTで全国から検査可能
的中率100%で偽陰性や判定保留なし

遺伝専門医による無料カウンセリングが受けられる

アフターフォローの充実度業界最高水準
 ※陽性が出た場合は羊水検査費用を100%補償し、遺伝専門医の院長による電話やメッセージでのカウンセリングも24時間可能

・受検者の10%を医師が占める、医師に選ばれるクリニック

ミネルバクリニックは、EUの実績ある検査会社と提携し、的中率100%という高い精度で検査を行っています。

また、検査前には無料で遺伝専門医がカウンセリングし、陽性が出た際には24時間院長によるカウンセリングが可能です。確定検査の費用も100%補償し、サポートやアフターフォローの充実度は業界最高水準を誇っています。

確かな検査精度と、費用面や心理面でのしっかりとしたサポートを求める方には、ミネルバクリニックがおすすめです。

ミネルバクリニックの詳細をみる

プランと金額表 

検査内容費用
ライトNIPT:
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー

性染色体検査
性別
遺伝カウンセリング
176,000円
スタンダードNIPT:
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー
微小欠失検査・4種

性染色体検査
性別
遺伝カウンセリング
198,000円
プレミアムNIPT
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー
微小欠失検査・8種

全染色体検査(異数性・部分欠失・部分重複)
性染色体検査
性別
遺伝カウンセリング
275,000円

評価

調べたところ、検査の正確さやアフターフォローの手厚さ・NIPT実績数で、ミネルバクリニックがあたまひとつ抜けて目立っている印象でした。しかも、全国に94の提携院があり、オンラインでどこからでも受検可能。わたしが第2子を授かったら選ぶNIPTクリニックとしてはこちらですね。 

ライター佐藤

口コミ

★★★★★
丁寧に院長からご説明いただきました。お一人で対応してくださり、詳しく検査の内容やリスク、その後の説明まで丁寧にしてくださりました。遺伝医の資格のある方にお願いしたいと思っていたのですが、安心して受けられてよかったです。2人目ということもあり、受けた方が良いかな、、くらいの思いでいたのですが、説明を受ける中で自分の意思や、もし万が一のことを想定できる覚悟が生まれました。 かなり日本でも先進的な取り組みをしているクリニックなので、気になる方はぜひ一度相談されると良いと思います。

参照)Google map

基本情報

店舗名ミネルバクリニック
アクセス東京メトロ銀座線「外苑前駅」2b出口から徒歩1分東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目駅」から徒歩9分東京メトロ銀座線・半蔵門線「表参道駅」から徒歩11分
住所〒 107-0061 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階
電話番号電話番号はクリニック公式ページからご確認ください
年齢制限の有無なし 何歳でも受検可能
検査費用ベーシック 17万6000円~
営業時間
10時ー14時/
16時ー20時
休み休み
ミネルバクリニック

2.岩手医科大学附属病院|認証遺伝カウンセラーが在籍

岩手医科大学付属病院 公式HPスクリーンショット
岩手医科大学付属病院 公式HPスクリーンショット

☆おすすめポイント

・岩手県で認証施設はここだけ

・紹介状がなくても受検できる 

・認定遺伝カウンセラー在籍で安心

岩手医科大学附属病院は、岩手県で唯一の認証施設です。大学の附属病院ですが紹介状は不要で、NIPT検査のみの利用もできます

認定遺伝カウンセラーが在籍しているため、検査前の説明はもちろん、検査後にもしっかりとしたサポートを受けられるのが魅力です。ただし認証施設のため、検査できる項目は13・18・21トリソミーの3種類に限られます。

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プランと金額

検査内容費用
13,18,21トリソミー検査135,300円~158,400円

評価

岩手医科大学付属病院

岩手医科大学附属病院は口コミが見当たらずでしたが、認証施設のため遺伝カウンセリングをしっかりと受けられるのが魅力です。調べられる先天性疾患は限られるため、より多くの項目で検査したい場合には、非認証施設を選択しましょう。

ライター佐藤

基本情報

店舗名岩手医科大学附属病院
アクセスJR東北本線矢幅駅より徒歩15分
JR東北本線矢幅駅よりバス「岩手医大病院」下車
住所〒028-3695  岩手県紫波郡矢巾町医大通二丁目1番1号
電話番号019-613-7111
年齢制限の有無なし 何歳でも受検可能
検査費用13万5,300円~15万8,400円
営業時間
8時半ー11時
13時ー16時
第1・4
午前のみ
休み休み

岩手医科大学附属病院の詳細をみる

3.ヒロクリニック|検査結果は検体到着後1~3日にお届け

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ヒロクリニック公式サイトのスクリーンショット

☆おすすめポイント
・国内検査のため最短3日で結果を受け取れる

・ダウン症のみを検査するプランあり

ヒロクリニックでは、全国の提携先でNIPT検査を受けられます国内で分析が行われるため、検査結果を早期に受け取れるのが特徴です。

また、21トリソミーのみを検査する比較的安価なプランもあります。高額な検査費用を用意できない方や、ダウン症候群の可能性だけを知りたい方にもおすすめです。

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金額とプラン

検査内容  費用
性染色体77,000円
21番染色体:
ダウン症候群
55,000円
18番染色体:
エドワーズ症候群
55,000円
13番染色体:
パトウ症候群
55,000円
(双子の場合82,500円)
1~22番染色体:
各染色体単体の検査
55,000円
ミニマムプラン
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)
番染色体
99,000円
(双子の場合126,500円)
ライトプラン
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)
番染色体/性別
132,000円
(双子の場合159,000円)
ミディアムプラン
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)
番染色体/性別/全常染色体全領域部分欠失・重複疾患
198,000円
(双子の場合225,500円)
over35プラン
1~22番染色体/性別
165,000円
(双子の場合192,500円)
おすすめプラン
1~22番染色体/性別/一部染色体全領域部分欠失・重複疾患
220,000円
(双子の場合225,000円)
フルセットプラン
1~22番染色体/性別/全常染色体全領域部分欠失・重複疾患
264,000円
(双子の場合291,500円)

評価

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ヒロクリニックは、検査結果の早さと検査費用の安さが魅力です。ただ、単一検査では他の染色体異常の可能性が残ります。不安を取り除くためには、詳しく調べられるプランを選択しましょう。

ライター佐藤

口コミ

★★★★★
27才で妊娠しました。年齢的にも病院で何か言われたわけではありませんでしたが、妊娠当初よりNIPTは気になっていました。つわりが落ち着きいろいろと調べ始め少しでも不安がなくなればと受けることにしました。金額や内容も様々でいくつか比較させていただきましたが、ヒロクリニックは比較的リーズナブルなベーシックコースがあり、口コミも良かったため決めました。検査は採血のみで結果も3日ほどでメールで届きました。こんなに早く来るとは思っていなかったので驚きました。結果に安心し、本当に受けて良かったと思います。

参照)Google map

基本情報

店舗名ヒロクリニック 岩手提携医院
アクセス調査中
住所調査中
電話番号0120-16-9629
年齢制限の有無なし 何歳でも受検可能
検査費用ダウン症のみの検査 55,000円
営業時間
各クリニックにより異なります

ヒロクリニックの詳細をみる

岩手でNIPT検査が受けられる他の施設一覧

施設名認可/無認可提携先検査会社検査
可能
妊娠
医師の
専門
分野
遺伝
カウ
ンセ
リン
費用13,18,
21染色体
基本検査
全染色体微小欠失胎児

性別
結果
開示
まで
住所電話番号
内丸
メディカル
センター
認証NIPT
コンソ
ーシアム
10週遺伝あり¥145,800~
¥205,200
2-3週間岩手県盛岡市
内丸19番1号
019-
613-6111
岩手医科大学
附属病院
認証NIPT
コンソ
ーシアム
ジーンテック
or
ユーロフィン
10週遺伝あり¥145,800~
¥205,200
2-3週間岩手県紫波郡
矢巾町医大通
2-1-1
019-
613-7111
ヒロクリニック 岩手 提携医院10
産婦人科あり(有料)¥55,000~2-3日調査中0120-16-9629

NIPT検査を受ける医院・クリニックの選び方

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「認証施設」と「非認証施設」から選択する

NIPT検査を受けられる施設は「認証施設」と「非認証施設」に分けられ、以下のような違いがあります。

認証施設日本医学会連合が認可した施設
非認証施設日本医学会連合の認可を受けていない施設

認証施設でのNIPTは、クリニックによって年齢制限や夫婦同伴の必要性があるなど、受検のハードルが高いことがあります。また検査項目も限られているため、条件や調べたい疾患によっては、非認証施設を検討するほうがよさそうです。

ライター佐藤

認証施設非認証施設
金額約20万円約5万円
受けられる検査内容18トリソミー
13トリソミー
21トリソミー
18トリソミー
13トリソミー
21トリソミー
微小欠失検査
全染色体検査など
受診の条件施設によっては妊婦検診受検や、
分娩予定の妊婦さんのみ受付
紹介状が必要な場合も
夫婦同伴が必要
施設により35歳以上の年齢制限あり
誰でも受検可能
紹介状不要
年齢制限なし
夫婦同伴不要

心理面のサポートの充実度で選ぶ

NIPT検査で陽性が出た場合、人によっては大きな精神的ダメージを受けます。そのような状況で、確定診断を受けるべきか、また母体の状況によっては妊娠を中断するべきかなどの重大な決断もしなければなりません。

NIPT検査を受けるなら、そのようなときに心理面でのサポートをしっかり受けられるクリニックが望ましいでしょう。

調べたところ、NIPT検査後に検査結果を告げられるのみで、その後のカウンセリング体制などが整っていないクリニックも…!事前によく調べることが重要ですね。

ライター佐藤

費用面のアフターカバーがあるかどうかを確認する

NIPT検査を受けるクリニックを選ぶ際には、費用面でのアフターカバーがあるかどうかも調べておきましょう。

NIPT検査で陽性が出た場合には、羊水検査などの確定検査を考えることになります。医療機関にもよりますが、確定検査を受けるには10〜20万前後の費用が必要です。

NIPT検査自体も大きな出費となるため、その後にまた費用がかかるとなると、経済的にも心理的にも辛いことでしょう。陽性時に確定検査費用の補償プランが用意されているクリニックを選ぶことをおすすめします。  

立地やオンライン診察の有無で選ぶ

妊娠中は、つわりなどで体調が不安定になりがちなため、できるだけ身体に負担なく受診できる環境の施設を選びましょう。なるべく家から近い立地や、通いやすい立地の施設がおすすめです。

周囲にNIPT検査を実施している医院やクリニックがない場合には、オンライン診療が可能な施設も検討してみましょう。

施設の規模や信頼性をチェックする

NIPT検査を実施している施設の規模や、使用している検査機関はさまざまです。しっかりとした規模の施設かどうか、信頼性のある検査機関と提携しているかどうかなどもチェックしておきましょう。

遺伝子分野のスペシャリストである臨床遺伝専門医が在籍していることも重要です。専門家から遺伝カウンセリングを受けられるクリニックかどうかも合わせて確認しておきましょう。

NIPT業界の裏事情になりますが、、、

イルミナの[Veriseq2]という検査手法を使っている大手NIPTクリニックではNIPT検査機関が出した結果(陽性・陰性)を精査できる体制になく、そのまま伝えるのみ、という状況になっています。

こちらの検査手法では、オンラインでイルミナ社とつながり結果がでるのですが、出た結果について検査機関に問い合わせができません。陽性や陰性になった理由が分からないため、そうするしかないのです。

NIPT検査は結果が出た後の精査こそが重要です。そのようなクリニックを選ばないよう見極めが必要ですね。

ライター佐藤

検査実績も考慮する

NIPTは高精度で検査できますが、判定不能や偽陰性などの結果が出ることもあります。また、正常な染色体とトリソミーが混在するモザイク型など、判定の難しい症例も存在します。

そのためNIPTクリニックは、検査実績を多く持ち、さまざまな症例を読み解いている経験豊富な施設を選びたいものです。赤ちゃんや家族の人生を左右する大切な検査だからこそ、検査機関の実績は重視しましょう。

調べたい検査項目がある施設を選ぶ

NIPTは施設やプランによって検査できる染色体異常が異なります。認証施設では、21・18・13トリソミーのみの検査で、微小欠失検査や全染色体検査などは受け付けていません。

検査名調べられる内容
13トリソミー検査パトウ症候群
18トリソミー検査エドワーズ症候群
21トリソミー検査 ダウン症候群
微小欠失検査1p36欠失症候群、4p欠失症候群、5p欠失症候群
プラダー・ウィリ症候群、アンジェルマン症候群など
全染色体検査1~22番の常染色体の異常

さまざまな可能性を調べて不安を取り除きたい方は、非認証施設で検査項目の多いプランを選択するのもよいでしょう。

ミネルバクリニックのNIPTでは、国内で唯一、優性遺伝子疾患や劣性遺伝子疾患を検査できますまた検査の精度も高いため、他のクリニックで調べられない遺伝子疾患を高精度で調べたい方におすすめです。

検査にかかる費用を比較する

NIPTの検査費用は施設によっても異なりますが、認証施設で約20万円程度必要です。また非認証施設でも、全染色体検査などを追加すると20万円以上はかかるでしょう。

非認証施設のなかには、単一の疾患について数万円程度で検査できるところもあります。しかし検査の精度に難があったり、アフターケアが整っていなかったりする場合もあるため、クリニックの質やプラン内容も含めて検査費用を比較しましょう。

陰性だったらよいのですが、陽性がでたときこそアフターケアの質が問われます。アフターケアも含めて値段設定がされているため、自分が必要なものは何かをよく考えてクリニックを選ぶのが大切ですね。

ライター佐藤

NIPT検査のメリット

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赤ちゃんへのリスクが少ない

NIPT検査は、赤ちゃんへのリスクがほとんどないことがメリットです。

同じ出生前診断でも、羊水検査や絨毛検査はお腹に針を刺すため、多少の流産などのリスクが存在します。しかしNIPTはお母さんの腕から採血するため、母子ともに安全を守りながらの検査が可能です。

早い時期から検査できる

NIPTは妊娠の早い時期から検査可能です。

母体血清マーカーやコンバインド検査のような従来の非確定検査は、妊娠11週以降の検査になりますが、NIPT検査は妊娠8週前後から受けられます。そのため、赤ちゃんの状態を早く知って備えたい方にはメリットが大きい検査です。

検査の精度が高い

NIPTは、精度の高い検査でもあります。

染色体検査の正確性を計る基準には、「感度」と「特異度」の2種類があります。「感度」は検査で陽性になった妊婦が実際に先天性疾患のある赤ちゃんを出産する確率で、「特異度」は先天性疾患のない赤ちゃんが正しく陰性と判定される確率を表します。

これらの数値が大きいほど精度は高くなり、NIPTは21トリソミーに関して99.9%、特異度99.90%と非常に高い精度を誇っています。赤ちゃんの染色体異常の可能性をより正確に発見することができる検査といえるでしょう。

NIPT検査のデメリット

0から学ぶNIPT3

費用が高い

NIPT検査は保険が適用されないため、20万前後の費用がかかり、比較的高額なことがデメリットです。

クリニックによっては検査項目を減らしたり、国内の検査機関に依頼したりすることで、安い価格を設定しているところもあります。しかしそのようなクリニックのなかには、検査の精度や遺伝カウンセリングの体制が整っていないところもあるため注意が必要です。

また、検査項目を少なくすることで、見逃されてしまう染色体異常もあるかもしれません。人生に関わる大切な検査として、ある程度の費用がかかることは踏まえておく必要があるでしょう。

クリニックによって当たりはずれがある

NIPTは精度の高い検査ではあるものの、クリニックの検査手法や、提携先の検査機関によって当たりはずれがあるのが現状です。

実際にNIPTを受ける際には、そのクリニックの質や実績をよく見極める必要があります。本記事で紹介しているクリニックの選び方も参考に、信頼性の高いクリニックを選びましょう。

NIPT検査の流れ

NIPTは、大きく分けて以下の4ステップで検査が実施されます。

  1. 検査を予約する
  2. 検査前遺伝カウンセリングを受ける
  3. 検査の実施(採血)
  4. 検査結果を受け取る

1.検査を予約する

妊婦健診で通っている医療機関でNIPT検査が可能な場合には、受検できる週数が近づいてきたら早めに担当医に相談しましょう。

また、NIPTの検査施設は限られているため、通っている病院では実施されていないこともあります。その場合は担当医に相談したうえで、必要があれば紹介状をもらい、検査のできる施設に予約を取りましょう。

2.検査前遺伝カウンセリングを受ける

検査前には遺伝カウンセリングが実施されます。カウンセリングの内容は、過去の妊娠・出産経験の問診や、NIPT検査でわかること、検査結果の解釈などについての説明やヒアリングです。わからないことや不安なことは、ここで遠慮せず質問して解消しておきましょう

非認証施設では、遺伝カウンセリングを実施していないこともあります。陽性が出た場合に大きなショックを受ける方も多いため、できるだけ検査前後のカウンセリング体制が整っている施設を選ぶのがよいでしょう

3.検査の実施(採血)

お母さんの腕から血液を採取して、NIPT検査を実施します。採血のみの簡単な検査ですが、遺伝カウンセリングと同日に行う場合と後日改めて実施する場合とがあるため、事前に確認しておきましょう。

4.検査結果を受け取る

検査結果が出るまでの期間は医療機関によって異なりますが、多くは採血から1週間程度で結果を受け取ります。直接医師から結果を聞くほか、非認証施設では結果が郵送される場合もあるでしょう。

検査結果には「陰性」と「陽性」のほかに「判定保留」もあります。陽性だった場合は確定検査を、また判定保留の場合には再検査を受けるかどうかを検討することが必要です。

日本国内のNIPT検査の精度や、事後カウンセリングでの説明の手厚さは、クリニックにより大きな差があります。
価格が安いだけでクリニックを選ぶと、大きな後悔にもつながります。NIPT検査は人生に関わる重要な検査。クリニック選びに失敗して後から後悔なんて絶対にしたくありませんよね。クリニック選びの際は、検査精度・事前事後のカウンセリングが充実している施設を選ぶのが正解です。

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ライター佐藤

NIPTについてのよくある質問

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Q1.NIPT検査は受けるべき?

NIPTはお腹の赤ちゃんの状態を事前に知り、備えるために有効な検査です。年齢などから染色体異常のリスクが高いと考えられる場合、NIPT検査はおすすめできます

しかし、検査を受けなかったことで後悔する人もいれば、受けて後悔する人もいます。受検するかどうかは、検査で陽性が出た場合や、検査をせずに先天性疾患を持つ赤ちゃんが生まれてきた場合など、それぞれの状況を検討したうえで決めるようにしましょう。

Q2.陰性だったのに疾患があった赤ちゃんもいる?

NIPT検査で陰性だった場合にも、以下のような理由から、疾患を抱えた赤ちゃんが生まれてくることがあります。

  • 高精度な検査だが、稀に偽陰性や判定不能といった結果になることもある
  • あくまで染色体異常による疾患の可能性を判定する非確定検査である
  • NIPTでは調べられない染色体異常や、染色体以外に原因のある疾患を抱えている場合もある

偽陰性や判定不能の結果を避けるためには、できるだけ質の高い検査を行っているクリニックを選びましょう。また、NIPT検査の判定を確定するためには、羊水検査などの確定診断が必要です。NIPTはすべての先天性疾患を検査できるわけではないことも理解しておきましょう。

Q3.陽性になる確率はどのくらい?

NIPTを受けて「陽性」と出る確率は、日本産科婦人科学会が行った「NIPT受検者のアンケート調査」によると全体で1.8%、約50人に1人です。

また、NIPTの検査理由によって、陽性率は以下のように変化します。

NIPTの検査理由陽性率
高齢妊娠が不安1.5%
出産既往歴1.9%
母体血清マーカーの結果が不安で受けた4.1%
超音波検査でトリソミーを疑われた14.7%

超音波検査や母体血清マーカーの結果からNIPTを受けた妊婦では、陽性反応が出る可能性が高くなっていることがわかります。このように別の検査でトリソミーを疑われた場合には、担当医にNIPTの受検を相談してみるとよいでしょう。

まとめ

本記事では、岩手県内でNIPT検査を受けられるおすすめのクリニックや、NIPTクリニックの選び方などを紹介しました。NIPT検査を受ける際に、こちらの記事が少しでもご参考になりましたら幸いです。

まとめ

NIPTは早期に検査できるクリニックもあるが、8週以降がおすすめ

認証施設での検査には条件があり、調べられる先天性疾患は3種類のみ
非認証施設では誰でも検査可能で、多数の疾患を調べられるクリニックもあり

NIPT検査ではアフターフォローが重要
陽性が出た際のフォローが手厚いクリニックがおすすめ

NIPTは高精度だが、施設によっては偽陽性や偽陰性・判定不能の結果が出ることも

ライター 佐藤

岩手県内のNIPTを徹底調査していえるのは、おすすめはミネルバクリニックです。他にない的中率100%の精度を誇る、医師が選ぶクリニック。NIPT検査前の遺伝専門医による無料カウンセリングで、自分に必要なプランを選べます。

 ミネルバクリニック公式サイトはこちら

岩手版 2025年 NIPTおすすめクリニック

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