【福島】2024年NIPT(出生前診断)クリニックの選び方【決定版】費用/アフターケア/口コミを比較

福島おすすめNIPTクリニック

*当記事にはPRが含まれる場合があります

本記事では、福島県内のNIPTクリニックの選び方と、おすすめのNIPTクリニック(認証施設・非認証施設)をご紹介します。NIPTで失敗したくない!という方はぜひご参考にしてください。

福島県は、南から北へつらなる阿武隈高地と奥羽山脈に囲まれた自然豊かな土地です。福島にはNIPTクリニックは多くはなく、一体どのクリニックを選べばよいか迷われる方もいらっしゃるかもしれません。こちらの記事が、あなたにとってベストなNIPTクリニックを選ぶために、少しでもお役ににたてましたら幸いです◎

編集部 佐藤

この記事のライター: よくわかるNIPT・遺伝子検査編集部 佐藤 真由美

1982年生まれ。一児の母。第2子が気になるものの、年齢的にどうしようか考え中。
「NIPTを受ける、受けない!?受けるならどこで受けたらいいの?」悩みに悩んだ自分の経験をふまえて、同じようなお悩みを抱えている女性たちにとって、少しでも参考になるような記事が書ければ…と、日々NIPTやNIPTクリニックについて調査・勉強を続けています。

☆この記事のまとめ

6週からの早期NIPTを受けるなら、「医療用」NIPT検査機器を使っているクリニックで!

認証施設は受検に条件があり・調べられる疾患は3つのみ。
非認証施設誰でも受診でき、クリニックにより調べられる疾患も多数

NIPT検査で重要なのが、アフターフォロー。
陽性がでた際、心理面・費用面で手厚いフォローが受けられるクリニックがおすすめ

基本的にNIPTの精度は高いが、施設によっては偽陽性や偽陰性・判定不能の結果も

目次

NIPTとは

NIPTは、妊娠中のママの血液を採取して、お腹の中の赤ちゃんからくるDNAを調べる検査です。「Non-Invasive Prenatal genetic Testing」の略で、日本語では「非侵襲的出生前遺伝子検査」と呼ばれています。

従来の検査と比べて、お腹に針を刺すことなく、安全に受けられるのが大きな特徴です。

NIPTでは、ダウン症候群などの染色体異常である21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーなどを調べることで、赤ちゃんが染色体異常を持って生まれてくる可能性を調べることができます。

出生前診断には、赤ちゃんを画像で見ることができる①超音波検査と、②染色体異常を調べる検査の2種類があります。NIPTは、後者の染色体異常を調べる検査の一つです。

染色体疾患に関する検査はいくつかの種類があり【図1】、

nipt02
染色体疾患に関する検査の説明イラスト【図1】

大きく分けて、非確定検査(それだけでは診断がつかない検査)と、確定検査(それだけで診断が確定する検査)があります。

非確定検査非確定検査非確定検査確定検査確定検査
検査名NIPT(出生前診断)コンバインド検査母体血清マーカー検査絨毛検査羊水検査
実施時間9~10週以降11~ 13週15~18週11~14週15~16週以降
検査の対象ダウン症候群
18トリソミー
13トリソミーなど
ダウン症候群
18トリソミー
ダウン症候群
18トリソミー
開放性神経管奇形
染色体疾患全般染色体疾患全般
感度99%83%80%100%100%
結果報告までの期間1~2週間2週間程度2週間程度2~3週間2~3週間
リスク・留意点なしなしなし流産・死産のリスク(1/100)流産・死産のリスク(1/300)

NIPT検査は、確定的な診断を下すものではありません。そのため、検査結果が陽性であっても、赤ちゃんが染色体疾患を持っていることを確定的に示すものではありません。

陽性反応が出た場合は、染色体疾患の可能性を示唆しているに過ぎず、確定的な診断のためには、羊水検査や絨毛検査などの追加検査を受ける必要があります。

NIPTの費用は?

NIPTは、高い精度と安全性を持つ検査ですが、他の出生前診断と比べて、費用が高い点が課題です。

検査費用は施設によって大きく異なりますが、一般的に高額になる傾向があります。

NIPT15~30万円
コンバインド検査3~5万円
母体血清マーカー検査2~3万円
絨毛検査10~20万円
羊水検査10~20万円

NIPTは、ママの血液を採取するだけでできる検査なので、近年、日本でも実施する医療機関が増えています。NIPTを受けたい場合は、検査を実施している医療機関に予約を入れましょう。

医療機関によっては、産科医からの紹介が必要な場合もありますので、事前に確認が必要です。また、年齢制限や夫婦同伴などの条件が設けられている場合もあります。

認証施設以外にも、全国各地でNIPTを実施している非認証施設も多く存在します。非認証施設では、年齢制限や夫婦同伴などの条件がない場合が多いので、より気軽に検査を受けられる場合が多いです。

福島でNIPT検査が受けられる施設 TOP3

おすすめNIPTno1

1.ミネルバクリニック|業界最高水準・的中率100%*NIPT

nipt76
ミネルバクリニック公式サイトのスクリーンショット

☆おすすめポイント

オンラインで全国からNIPTを受けられる
陽性陰性的中率100%・判定不能なし

・NIPT受検前に、無料で遺伝専門医がカウンセリング

業界最高水準のアフターフォロー
 ※陽性時は、遺伝専門医の院長が24時間メッセージや電話でカウンセリング&

 羊水検査費用100%補償

医師が選ぶクリニック。検査の高い精度から、受検者の10%を医師が占める

ミネルバクリニックは、NIPT検査の精度とアフターフォロー体制において、業界トップクラスの実績を誇るクリニックです。

同クリニックでは、遺伝子業界の世界的リーディングカンパニーであるE社と独占契約を結び、国内で唯一、E社の検査機器を用いています。その結果、他クリニックでは見られない、的中率100%という高い精度を実現しています。

安さやスピードを重視するのではなく、確実な検査結果と充実したサポートを求める方には、ミネルバクリニックが最適と言えるでしょう。

ミネルバクリニックでは、NIPT検査を受ける前に、遺伝専門医による無料カウンセリングを実施しており、患者様に最適なプランを提案しています。検査精度、費用、心理面でのケア、遺伝専門医によるカウンセリングなど、トータルで安心できるサービスを求める方には、ミネルバクリニックがおすすめです。

ミネルバクリニックの詳細をみる

プランと金額表 

検査内容費用
ライトNIPT:
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー

性染色体検査
性別
遺伝カウンセリング
176,000円
スタンダードNIPT:
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー
微小欠失検査・4種

性染色体検査
性別
遺伝カウンセリング
198,000円
プレミアムNIPT
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー
微小欠失検査・8種

全染色体検査(異数性・部分欠失・部分重複)
性染色体検査
性別
遺伝カウンセリング
275,000円

評価

調べたところ、検査の正確さやアフターフォローの手厚さ・NIPT実績数で、ミネルバクリニックがあたまひとつ抜けて目立っている印象でした。しかも、全国に94の提携院があり、オンラインでどこからでも受検可能。わたしが第2子を授かったら選ぶNIPTクリニックとしてはこちらですね。 

ライター佐藤

口コミ

★★★★★
カウンセリングが非常にしっかりしており、出生前診断の詳細まで納得できてプランを選択できました。最初は値段だけ見て料金が安いところを考えましたが、本業が美容外科などの先生が出生前診断をしており、信頼できるか不安なのでこちらにしました。赤ちゃんに関する大事なことなので納得できたのが良かったかと思います。

参照)Google map

基本情報

店舗名ミネルバクリニック
アクセス東京メトロ銀座線「外苑前駅」2b出口から徒歩1分東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目駅」から徒歩9分東京メトロ銀座線・半蔵門線「表参道駅」から徒歩11分
住所〒 107-0061 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階
電話番号電話番号はクリニック公式ページからご確認ください
年齢制限の有無なし 何歳でも受検可能
検査費用ベーシック 17万6000円~
営業時間
10時ー14時/
16時ー20時
休み休み
ミネルバクリニックで無料カウンセリング

2.平石クリニック|妊娠6週からのNIPT

nipt61
平石クリニック公式サイトのスクリーンショット

☆おすすめポイント

・妊娠6週からNIPT可能

・最短2日で検査結果 

・認定遺伝カウンセラーの無料電話相談 

平石クリニックでは、妊娠6週という早い段階からNIPT検査を受けることができます。最短2日で結果がわかるため、お腹の赤ちゃんの染色体異常について、早期に知りたい方にとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。

一方で、遺伝専門医の中には、NIPT検査は妊娠8週以降に受けることを推奨する方もいます。より正確な検査結果を得たい場合は、専門医の意見を参考に、検査時期を検討することも大切です。

NIPT検査に関して、疑問や不安がある場合は、平石クリニックの公式LINEで、AIが24時間相談に乗ってくれます。気軽に質問できる体制が整っているので、安心して相談できます。

平石クリニックの詳細をみる

プランと金額

検査内容費用
A:基本検査:
13,18,21トリソミー検査
性染色体検査
性別判定
198,000円
B:全染色体検査
1番~22番トリソミー検査
性染色体検査
性別判定
231,000円
C:微小欠失検査
1番~22番トリソミー検査
性染色体検査
微小欠失検査
性別判定
253,000円

評価

検査結果の早さと安さは魅力ですが、事前カウンセリングがなく説明も簡単で不安に思われたとの口コミも。全国に採血できる提携院があるのは地方の方にも嬉しいですね。

ライター佐藤

口コミ

★★★★
NIPTを受けました。地方からでも検査を受ける事ができてよかったです。

参照)Google map

基本情報

店舗名平石クリニック
アクセス東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 4番出口徒歩1分
JR山手線 恵比寿駅 西口出口徒歩1分
住所〒150-0021  東京都渋谷区恵比寿西1-10-7 MMSビル6階
電話番号電話番号はクリニック公式ページからご確認ください
年齢制限の有無なし 何歳でも受検可能
検査費用基本検査 18万
営業時間
10時ー19時

3.NIPT JAPAN|採血以外はすべてオンラインでお手軽受検

nipt68
NIPT JAPAN公式サイトのスクリーンショット

☆おすすめポイント

全国100以上の提携クリニックで採血可能
採血前の臨床遺伝専門医によるオンライン遺伝カウンセリングあり(有料)

NIPT Japanは、全国100カ所以上の提携クリニックと連携しているため、全国どこからでも検査を受けることができます。

採血後は、結果通知や陽性時の遺伝カウンセリングをオンラインで完結できるため、遠方にお住まいの方や忙しい方でも、負担なく検査を受けられます。

さらに、有料にはなりますが、検査前に遺伝専門医によるカウンセリングも受けられるので、安心して検査に臨むことができます。

クリニックの詳細をみる

金額とプラン

検査内容費用
3種染色体異数性検査:
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー
性染色体異数性
性別
165,000円
全染色体異数性検査:
常染色体異数性(1番~22番染色体)/
性染色体異数性
性別
176,000円
全染色体異数性検査+微小欠失症検査:
常染色体異数性(1番~22番染色体)
性染色体異数性
微小欠失症
性別
198,000円

評価

niptJAPANの特徴は、採血以外はすべてオンライン。口コミが見当たらずでしたが、全国で受検できますので地方の方にはよいかもしれませんね。

ライター佐藤

基本情報

店舗名NIPT Japan 株式会社 神奈川県の提携クリニック 「三島クリニック(非認証)」
アクセスJR・京急川崎駅から徒歩約2分
住所川崎市川崎区駅前本町7-4 井門川崎ビル8階
電話番号電話番号はクリニック公式ページからご確認ください
年齢制限の有無なし 何歳でも受検可能
検査費用基本検査 165,000円
営業時間
各クリニックにより異なります

福島でNIPT検査が受けられる他の施設一覧

施設名認可/無認可提携先検査会社検査
可能
妊娠
医師の
専門
分野
遺伝
カウ
ンセ
リン
費用13,18,
21染色体
基本検査
全染色体微小欠失胎児

性別
結果
開示
まで
住所電話番号
福島県立
医科大学
附属病院
認証NIPT
コンソ
ーシアム
ジーンテック10週遺伝あり1800002-3週間福島県福島市光が丘1研究棟3F024-
547-1226
しぎはら
クリニック
無認可NIPT
JAPAN
ベリナタ10週美容なし¥150,000~
¥180,000
7~
10日
福島県福島市
八島田字勝口
37番地
024-
555-3331
東京中央
美容外科
福島院
無認可平石
クリニック
国内検査及び
ベリナタ
10週美容なし¥180,000~
¥230,000
7~
10日
福島県郡山市
駅前
2丁目10-19 4F
0800-
800-6712

NIPTでわかること

0から学ぶNIPT13

NIPT検査で調べられる内容は、実施する施設によって異なります。

日本医学会が認証した施設では、主にダウン症候群、エドワーズ症候群、パトウ症候群といった3つの染色体異常を調べます。

一方、非認証施設では、クリニックによっては、より多くの項目を調べられる場合があります。例えば、全染色体の異常や、より細かい部分的な欠損や重複なども検査対象となることがあります。

NIPT検査を受ける際には、事前に検査内容をしっかりと確認し、自分に合った施設を選ぶようにしましょう。

  • 21トリソミー(ダウン症)
  • 18トリソミー(エドワーズ症候群)
  • 13トリソミー(パトウ症候群)
  • 全染色体の異数性
    • 常染色体(1番~22番染色体)の異数性
    • 性染色体の異数体の判定
  • 性別判定
  • 全常染色体全領域部分欠失疾患
  • 微小欠失症候群

NIPT(出生前診断)のメリット

0から学ぶNIPT2

赤ちゃんへのリスクがないこと

従来の出生前診断である羊水検査や絨毛検査は、流産のリスクが伴います。羊水検査では約300人に1人、絨毛検査では約100人に1人の割合で流産のリスクがあると言われています。

しかし、NIPTは、お母さんの腕から血液を採取するだけで検査ができるため、流産のリスクがなく、安全な検査と言えます。

妊娠8週前後の早い時期から検査できる

母体血清マーカーやコンバインド検査といった従来の非確定的検査は、早くても妊娠11週以降でないと検査ができませんでした。NIPT(新型出生診断)は、妊娠8週前後から受けることが可能なため、赤ちゃんの状態を早く知ることができます。

検査精度の高さ

染色体検査の正確性を計る基準は2つあります。

出産後に陽性であった妊婦のうち検査が陽性であった確率「感度」、出産後に陰性であった人のうち検査で陰性だった人の確率「特異度」。これらの数値は大きいほど精度は高くなります。

21トリソミーに関しては、NIPT(出生診断)は感度99.9%、特異度99.90%とする検査精度ですから、赤ちゃんに染色体異常症の可能性があるかどうかをより正確に発見することができます。

NIPTのデメリット

0から学ぶNIPT3

費用が高い

NIPTの費用は、実施する機関によりますが、一般的には約20万円ほどかかります。クリニックによっては、検査項目を絞ったり、国内の検査会社を利用することで、より低価格に設定しているところもあるようです。しかし、低価格なクリニックでは検査の精度に不安がある場合や、十分な遺伝カウンセリングの体制が整っていないこともあります。

正確な検査結果が得られなければ、検査を受ける意義がないといえます。検査項目を減らすことで、胎児がその対象外の染色体異常を持っている場合に見落とす可能性も考えられます。これは人生に重大な影響を及ぼす重要な検査であるため、多少の費用がかかるのはやむを得ないとも言えるでしょう。

NIPTを受けるクリニックによって当たりはずれがある

NIPT検査は、高い精度を誇る検査ですが、クリニックの検査手法や検査機関によって、結果の信頼性に差が生じる可能性があります。そのため、NIPT検査を受ける際には、クリニックの質をしっかりと見極めることが重要です。

具体的には、クリニックの経験や実績、使用する検査機器や検査方法、遺伝カウンセリング体制などを調べることをお勧めします。

NIPTを受ける医院・クリニック選びのポイント

nipt24

「認証施設」と「非認証施設」どちらを選ぶ?

NIPTを受けられる施設には、「認証施設」と「非認証施設」があります。

認証施設日本医学会連合が認可した施設
非認証施設日本医学会連合の認可を受けていない施設

認証施設でのNIPTは、年齢制限や夫婦同伴が必要だったり、基本的に検査を受けるためのハードルが高くなっています。
35歳以上で、エコーで異常が見られた方などの受診条件があり、特定の施設のみでの受検になりますので、受診条件を満たしていない方は、無認証施設にて検査を受けるのがよさそうです。

ライター佐藤

認証施設非認証施設
金額約20万円約5万円
受けられる検査内容18トリソミー
13トリソミー
21トリソミー
18トリソミー
13トリソミー
21トリソミー
微小欠失検査
全染色体検査など
受診の条件出産時の年齢が35歳以上
染色体異常の陽性反応があった場合
染色体異常の子どもの妊娠、または出産歴がある場合
遺伝による染色体異常の可能性がある場合
特になし。35歳未満でも受診可能

NIPT検査後のアフターフォロー(心理面)が充実しているか

NIPT検査で陽性の結果が出ると、精神的には大きな負担を感じる方もいらっしゃいます。そういった状況の中で、確定診断のために羊水検査を受けるべきか、あるいは中絶を考えるべきかといった重要な決断を迫られることがあります。この過程では、患者に寄り添いながら、次に取るべき最善のステップを共に考えてくれるクリニックが求められるでしょう。

調べたところ、NIPT検査後に検査結果を告げられるのみで、その後のカウンセリング体制などが整っていないクリニックも…!事前によく調べることが重要ですね。

ライター佐藤

NIPT検査後のアフターカバー(費用面)が充実しているか

NNIPT検査で陽性反応が出た場合、多くの場合は羊水検査を検討することになります。しかし、羊水検査は10〜20万円前後の費用がかかるため、経済的にも心理的にも負担が大きくなってしまいます。

そこで、NIPT検査後に羊水検査が必要になった場合に備え、羊水検査費用の補償プランを用意しているクリニックがお勧めです。このようなサポート体制があるクリニックであれば、万が一陽性反応が出たとしても、経済的な不安なく、安心して羊水検査を受けられます。

ご自宅から通いやすい環境、またはオンライン診察の対応をしているか

妊娠中は、つわりなど体調の変化が大きく、通院が負担に感じることも多いでしょう。そのため、なるべく自宅から近い場所にあるクリニックを選ぶか、オンライン診療に対応しているクリニックを選ぶことをお勧めします。

通院しやすい環境を選ぶことで、安心して妊娠生活を送ることができます。

NIPT遺伝子検査機関の規模や精度(信頼性)・遺伝専門医の質の高い診断が受けられるか

NIPTの検査機関はクリニックによってさまざまです。信頼できる検査機関を使っているかどうか、遺伝子分野のスペシャリストである臨床遺伝専門医が在籍しており、遺伝カウンセリングを受けられるクリニックなのか確認してみましょう。

NIPT業界の裏事情になりますが、、、

イルミナの[Veriseq2]という検査手法を使っている大手NIPTクリニックではNIPT検査機関が出した結果(陽性・陰性)を精査できる体制になく、そのまま伝えるのみ、という状況になっています。

こちらの検査手法では、オンラインでイルミナ社とつながり結果がでるのですが、出た結果について検査機関に問い合わせができません。陽性や陰性になった理由が分からないため、そうするしかないのです。

NIPT検査は結果が出た後の精査こそが重要です。そのようなクリニックを選ばないよう見極めが必要ですね。

ライター佐藤

NIPT検査の実績数

NIPTは高い精度を誇る検査ですが、判定不能や偽陰性といった結果が出るケースも稀にあります。また、モザイクなど、判断が難しいケースも存在します。

そのため、NIPT検査を受ける際には、豊富な経験と実績を持つクリニックを選ぶことが重要です。多くの症例を経験し、様々な結果を正確に読み解くことができるクリニックであれば、より信頼性の高い検査結果が得られると考えられます。

NIPT検査は、人生に大きな影響を与える可能性のある検査です。検査機関の実績や検査の質は、結果の信頼性だけでなく、将来の安心にも繋がる重要な要素と言えるでしょう。

自分が知りたい疾患を調べられるか

NIPT検査は、検査内容によって料金や検査可能な項目が異なります。クリニックによっては、受けられる検査プランが限られている場合もあります。

認証施設では、多くの場合、21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーの3つの染色体異常のみを検査対象としています。微小欠失検査や全染色体検査を受けたい場合は、認証施設ではなく、非認証施設を探す必要があります。

非認証施設では、より多くの項目を検査できる場合がありますが、認証施設に比べて、検査の精度や情報提供の質が低い場合もあります。

NIPT検査を受ける前に、検査内容やクリニックの情報をよく調べて、自分に合った施設を選びましょう。

検査名調べられる内容
13トリソミー検査パトウ症候群
18トリソミー検査エドワーズ症候群
21トリソミー検査 ダウン症候群
微小欠失検査1p36欠失症候群、4p欠失症候群、5p欠失症候群
プラダー・ウィリ症候群、アンジェルマン症候群など
全染色体検査1~22番の常染色体の異常

クリニックによって、各検査単体のプランや、全ての検査をまとめて受けられるセットプランが用意されています。

ミネルバクリニックでは、NIPT検査で国内唯一、優性遺伝子疾患や劣性遺伝子疾患(突然変異を調べる)も調べることができます。検査の精度にこだわる方や、他クリニックで調べられない遺伝子疾患まで知りたい方はおすすめです。

検査にかかる費用

NIPT検査の費用は、施設や検査内容によって大きく異なります。認証施設では、一般的に20万円前後が相場です。
一方、非認証施設では、検査する疾患の種類や検査内容によって費用が大きく変動します。単一の疾患のみを調べる場合は、数万円で検査を受けられる場合もありますが、全染色体検査など、より多くの項目を調べる場合は、認証施設と変わらない費用がかかることもあります。

安価な施設では、検査精度やアフターケアに不安がある場合もあるため、費用だけでなく、施設の信頼性や実績なども考慮して、自分に合った施設を選びましょう。

陰性だったらよいのですが、陽性がでたときこそアフターケアの質が問われます。アフターケアも含めて値段設定がされているため、自分が必要なものは何かをよく考えてクリニックを選ぶのが大切ですね。

ライター佐藤

NIPTを受診する流れ

NIPTのおおまかな流れは、以下の4ステップに分けられます。それぞれのポイントをこちらで解説していきますね。

  1. NIPTを予約
  2. 検査前遺伝カウンセリング
  3. 採血によりNIPTを実施
  4. 結果報告

1.NIPTを予約

NIPT検査を受けたい場合は、まず現在通っている妊婦健診の医療機関で実施しているかを確認しましょう。もし、実施している場合は、検査可能な週数(通常は9~10週以降)が近づいたら担当医に相談してください。

もし、通っている病院でNIPT検査を実施していない場合は、NIPT検査を実施している医療機関を探し、予約を入れましょう。

2.検査前遺伝カウンセリング

NIPT検査を受ける前に、カウンセリングを受けることが大切です。

カウンセリングでは、これまでの妊娠経過や出産経験について詳しく聞き取りが行われます。また、NIPT検査で何がわかるのか、検査結果が出た際にどのように解釈すればいいのか、といった説明や質問を受けられる機会となります。

特に、非認証のNIPTクリニックでは、検査前後の遺伝カウンセリングを行っていない場合もあります。NIPT検査自体は比較的容易に受けられますが、万が一、陽性反応が出た場合、妊婦さんは大きなショックを受ける可能性があります。年齢制限などがなく、気軽に受けられることから、非認証施設を利用する方も多いですが、検査を受ける際には、必ず検査前後のカウンセリング体制が整っているクリニックを選ぶようにしましょう。

3.NIPT検査の実施(採血)

クリニックで採取したお母さんの血液を使用してNIPT検査を実施します。遺伝カウンセリングと同日に行うか、後日改めて採血するかは医療機関によって異なるため事前に把握しておきましょう。

4.結果報告

検査結果が出るまでの期間は医療機関によって異なりますが、採血から約1週間後が目安です。

検査結果は「陰性」「陽性」、「判定保留」があり、それぞれをどのように理解すればいいのか説明があります。陽性だった場合、さらに確定的検査を希望するかを相談する必要があります。

日本国内のNIPT検査の精度や、事後カウンセリングでの説明の手厚さは、クリニックにより大きな差があります。
価格が安いだけでクリニックを選ぶと、大きな後悔にもつながります。NIPT検査は人生に関わる重要な検査。クリニック選びに失敗して後から後悔なんて絶対にしたくありませんよね。クリニック選びの際は、検査精度・事前事後のカウンセリングが充実している施設を選ぶのが正解です。

nipt77

ライター佐藤

NIPTについてよくある質問

nipt20

Q1.NIPT検査で何がわかるの?

NIPT検査は、お母さんの血液を採取することで、お腹の中の赤ちゃんがダウン症候群やエドワーズ症候群、パトウ症候群などの染色体異常を持っているかどうかを調べることができます。

クリニックによっては、すべての染色体の数を検出したり、部分的な欠損や重複を調べたりすることも可能です。検査内容や項目はクリニックによって異なるため、事前に確認することをお勧めします。

Q2.NIPTで陰性なら安心できますか?

NIPT検査は非常に精度の高い検査ですが、偽陰性や判定不能といった結果が出る場合も稀にあります。また、国内のNIPTクリニックの検査の質は様々で、使用する検査方法や機器、遺伝子解析の精度などに違いがあります。そのため、NIPT検査を受ける際には、クリニックの質を慎重に検討することが重要です。

NIPTは、あくまでも染色体異常による疾患リスクを判定するための検査であり、確定診断ではありません。確定診断のためには、羊水検査や絨毛検査といった確定的な検査が必要となります。NIPTで陰性だったとしても、検査対象外の染色体異常や、染色体異常とは異なる疾患の可能性も残ります。

NIPTを含む出生前診断を受ける際には、検査結果が必ずしもすべてを確定的に示すものではないこと、判断に悩む結果が出る可能性があることを理解しておくことが大切です。

Q3.NIPTで陽性になる確率はどのくらい?

日本産科婦人科学会が行った「NIPT受検者のアンケート調査」によると、NIPTを受けて「陽性」と出る確率は全体で1.8%、約50人に1人です。

ただし、NIPTの検査理由によって、陽性率は変化します。

NIPTの検査理由陽性率
高齢妊娠が不安1.5%
出産既往歴1.9%
母体血清マーカーの結果が不安で受けた4.1%
超音波検査でトリソミーを疑われた14.7%

「超音波検査でトリソミーが疑われた」という理由でNIPTを受けた妊婦では、14.7%と比較的高い確率で陽性反応が検出されています。別の検査により、すでに胎児の異常が疑われている場合には、陽性反応が出る可能性が高くなります。

まとめ

ここまで福島県内のNIPTクリニックを紹介してきましたがいかがでしたか?NIPTクリニックをお選びになる際に、こちらの記事が少しでもご参考になりましたら幸いです。

☆この記事のまとめ

6週からの早期NIPTを受けるなら、「医療用」NIPT検査機器を使っているクリニックで!

認証施設は受検に条件があり・調べられる疾患は3つのみ。
非認証施設誰でも受診でき、全染色体や微小欠失・部分欠損まで調べられるクリニックも

NIPT検査で重要なのが、アフターフォロー。
陽性がでた際、心理面・費用面で手厚いフォローが受けられるクリニックがおすすめ

基本的にNIPTの精度は高いが、施設によっては偽陽性や偽陰性・判定不能の結果も
海外の質の高いNIPT検査機関を使っているクリニックがおすすめ◎

ライター 佐藤

福島県内のNIPTを徹底調査していえるのは、おすすめはミネルバクリニックです。他にない的中率100%の精度を誇る、医師が選ぶクリニック。NIPT検査前の遺伝専門医による無料カウンセリングで、自分に必要なプランを選べます。

 ミネルバクリニック公式サイトはこちら

福島おすすめNIPTクリニック

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる