NIPT当日の流れ|受付から帰宅まで完全ガイド【所要時間・持ち物・服装まで網羅】

NIPT当日の流れ  よくわかるNIPT

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NIPTの予約を取ったけれど、「当日は何をするんだろう?」「どのくらい時間がかかるの?」と不安に感じていませんか?

初めての出生前診断、しかもNIPTとなると、検査そのものよりも”当日の段取りがわからない”ことが一番の不安材料だったりしますよね。

この記事では、NIPT検査当日の流れを受付から帰宅まで時系列でわかりやすく解説します。所要時間、持ち物、服装、食事制限、採血の痛み、カウンセリングで聞かれることまで、初めての方が気になるポイントをすべて網羅しました。

読み終わるころには「なんだ、思ったよりシンプルじゃん」と感じてもらえるはずです。ぜひ当日のシミュレーションとしてお役立てください。

編集部 佐藤

この記事のライター: よくわかるNIPT・遺伝子検査編集部 佐藤 真由美

1982年生まれ。一児の母。第2子が気になるものの、年齢的にどうしようか考え中。
「NIPTを受ける、受けない!?受けるならどこで受けたらいいの?」悩みに悩んだ自分の経験をふまえて、同じようなお悩みを抱えている女性たちにとって、少しでも参考になるような記事が書ければ…と、日々NIPTやNIPTクリニックについて調査・勉強を続けています。


目次

1.【30秒でわかる】NIPTとは?基本のおさらい

NIPT 当日の流れ 1

まずは「そもそもNIPTってどんな検査?」という部分をサクッとおさらいしておきましょう。すでにご存じの方は読み飛ばしてOKです。

NIPTは母体の採血だけで胎児の染色体を調べる出生前診断

NIPTは「新型出生前診断」とも呼ばれる検査で、お母さんの腕から採った血液だけで、おなかの赤ちゃんの染色体の状態を調べることができます。

妊娠中のお母さんの血液の中には、赤ちゃん由来のわずかなDNA(cfDNA)が含まれています。NIPTではこのDNAを分析して、ダウン症(21トリソミー)、エドワーズ症候群(18トリソミー)、パトウ症候群(13トリソミー)などの可能性を調べます。

大切なポイントは、NIPTはあくまで「スクリーニング検査(ふるい分け検査)」であり、確定診断ではないということです。NIPTで「陽性」と出ても、それが確定するわけではありません。確定するには羊水検査などの追加検査が必要になります。

とはいえ、NIPTの精度はとても高く、特にダウン症については感度99%以上とされています。痛みもなく、お母さんや赤ちゃんへのリスクがほぼゼロという点が、多くの妊婦さんに選ばれている理由です。

NIPTを受けられる時期は妊娠10週以降

NIPTは妊娠10週目以降から受けることができます。一般的には妊娠10週〜16週ごろに受ける方が多いです。

なぜ10週以降かというと、赤ちゃん由来のDNA(胎児分画)がお母さんの血液中に十分な量になるのがこの時期だからです。早すぎると胎児分画が不足して、正確な結果が得られない可能性があります。

施設によって受付可能な妊娠週数は少し異なるので、予約の際に確認しておくと安心ですね。

認証施設と認証外施設の違いを簡単に整理

NIPTを受けられる施設には、大きく分けて「認証施設」と「認証外施設」の2種類があります。

比較項目認証施設認証外施設
カウンセリング遺伝カウンセリングが比較的手厚い簡易説明が中心のことが多い
所要時間1時間〜1時間半程度30分〜1時間程度
紹介状必要な場合がある不要な場合が多い
パートナー同伴推奨または必要な場合がある任意のことが多い
検査項目基本項目中心オプションが幅広い傾向
結果説明対面説明が多い電話・Web・郵送対応も多い
向いている人しっかり説明を受けたい人短時間で受けたい人

認証施設は、日本医学会連合が認証した施設のことで、遺伝カウンセリングの実施が必須とされています。検査前にしっかりとした説明やカウンセリングを受けられる反面、その分だけ当日の所要時間は長くなる傾向があります。ただし検査項目は3項目のみ幅広く赤ちゃんの健康状態を調べたい方は要注意です。

認証外施設は、独自の基準で運営されている施設です。年齢制限がなかったり、検査項目が幅広かったりするのが特徴です。当日の所要時間は比較的短めです。

この「認証施設 or 認証外施設」の違いが、当日の流れや所要時間にも影響してきます。次の章で詳しく見ていきましょう。


2.【全体像】NIPT当日の流れ|受付から帰宅まで5ステップ

NIPT 当日の流れ 2

NIPT当日に何をするのか、まずは全体像を表で確認しておきましょう。

項目内容所要時間の目安
受付来院、本人確認、問診票の記入を行う5〜10分
カウンセリング・検査説明検査内容、精度、注意点、結果の受け止め方などの説明を受ける15〜40分
同意書の記入・署名検査内容や注意点に同意し、署名する3〜5分
採血腕から10〜20mL程度の血液を採取する5〜10分
会計・結果受け取り方法の確認支払いを済ませ、結果の受け取り方法や時期を確認する5〜10分
合計受付から帰宅までの全体の目安30分〜1時間半

「え、意外と短い」と思った方も多いのではないでしょうか。実際、NIPTでやること自体は非常にシンプルです。それでは各ステップを詳しく見ていきましょう。

ステップ①|受付(来院・問診票記入)── 所要目安5〜10分

まずは施設に到着したら受付です。

予約時間の10〜15分前に到着しておくのがおすすめです。初めて行く場所だと道に迷うこともありますし、受付前に問診票の記入をお願いされることも多いためです。

受付では、身分証明書(運転免許証やマイナンバーカード)の提示を求められます。施設によっては保険証や母子手帳の提示が必要な場合もあります。紹介状が必要な施設(認可施設に多い)もあるので、予約時の案内を再確認しておきましょう。

問診票には、現在の妊娠週数、これまでの妊娠・出産歴、既往歴(過去の病気やアレルギー)、家族歴(ご家族の病歴)などを記入します。事前にWeb問診を済ませられる施設もあるので、その場合は当日の手間がさらに減ります。

問診票を書き終えたら、呼ばれるまで待合室で待機します。混雑状況によってはここで少し待つこともありますので、本やスマートフォンなど、時間をつぶせるものがあると安心です。

ステップ②|カウンセリング・検査説明 ── 所要目安15〜40分

受付が済んだら、カウンセリングまたは検査説明の時間です。ここが認可施設と認可外施設で一番大きく異なるポイントです。

認可施設の場合

認可施設では、遺伝カウンセラーまたは臨床遺伝専門医による遺伝カウンセリングが行われます。所要時間は30〜40分程度です。

カウンセリングでは、こんなことを説明されたり聞かれたりします。

  • NIPTで分かること、分からないこと
  • 検査の精度(感度や特異度)について
  • 結果が「陽性」だった場合にどうするか(確定検査のこと、その後の選択肢)
  • 検査を受けようと思った理由
  • パートナーと結果についてどう話し合っているか
  • 心配ごとや質問はありませんか?

「こんなに聞かれるの?」と驚く方もいるかもしれませんが、遺伝カウンセリングは妊婦さんを問い詰めるものではありません。検査を受けるにあたって十分に理解し、納得した上で判断してもらうための時間です。

分からないことや不安なことがあれば、ここで遠慮なく質問しましょう。

認可外施設の場合

認可外施設では、医師による検査説明が行われることが多いです。所要時間は10〜20分程度と、認可施設に比べるとコンパクトです。

検査の概要説明に加え、オプション検査(微小欠失症候群の検査や性別判定など)の案内があることもあります。

どちらの施設であっても、「説明を聞いて、分からないことは質問する」という流れは同じです。緊張するかもしれませんが、難しいことはありませんよ。

ステップ③|同意書の記入・署名 ── 所要目安3〜5分

カウンセリングが終わったら、検査に対する同意書に署名します。

同意書の内容は施設によって多少異なりますが、主にこんなことが書かれています。

  • NIPTは確定診断ではなくスクリーニング検査であることを理解しました
  • 検査の限界(偽陽性・偽陰性の可能性があること)を理解しました
  • 結果の告知方法を確認しました
  • 自分の意思で検査を受けることを同意します

署名は妊婦さん本人だけで済む場合もあれば、パートナーの連名が必要な場合もあります。パートナーの同伴が難しい場合の対応も施設によって異なるので、気になる方は事前に確認しておきましょう。

ちなみに、同意書の内容はカウンセリングで説明されたことの確認が中心なので、「よく分からない書類にサインさせられた」ということにはなりません。安心してください。

ステップ④|採血 ── 所要目安5〜10分

さあ、ここがNIPTのメインイベント──と言っても、やることは腕からの採血だけです。

健康診断で経験したことのある、あの普通の採血とまったく同じです。腕の内側(肘の裏あたり)の静脈に針を刺して、血液を採ります。

採血量は10〜20mL程度。試験管2〜3本分くらいのイメージです。「そんな量で赤ちゃんのことが分かるの?」と不思議に思うかもしれませんが、最新の遺伝子解析技術がそれを可能にしています。

採血にかかる時間は数分です。あっという間に終わります。

認可施設では、採血の前後にエコー(超音波検査)で赤ちゃんの様子や妊娠週数を確認する場合があります。認可外施設ではエコーなしで採血のみ、というところが多いです。

採血後は数分間、椅子に座ったまま安静にするよう言われることがあります。めまいや気分が悪くなることがないか確認するためです。問題なければ次のステップへ進みます。

ステップ⑤|会計・結果受け取り方法の確認 ── 所要目安5〜10分

最後は会計です。

NIPTは自費診療(保険適用外)のため、費用は全額自己負担です。支払いタイミングは当日一括払いが一般的ですが、施設によっては事前のオンライン決済に対応しているところもあります。

支払い方法は現金、クレジットカード、施設によっては電子マネーにも対応しています。ただし、現金のみという施設もあるので、事前に確認しておくことを強くおすすめします。

会計と一緒に、結果の受け取り方法について説明があります。

  • 来院して対面で結果説明を受ける
  • 電話で結果を聞く
  • Webのマイページやメールで確認する
  • 郵送で届く

施設によって対応している方法が異なりますので、ここでしっかり確認しておきましょう。

結果が届くまでの期間はおおむね1〜2週間です。施設によっては最短数日で届くところもあります。結果待ちの時間はソワソワするかもしれませんが、なるべくリラックスして過ごしてくださいね。

会計が終われば、すべて完了です。帰宅後は特別な安静は必要なく、普段通りに過ごして大丈夫ですよ。

【所要時間まとめ】NIPTは受付から帰宅まで30分〜1時間半

各ステップの所要時間をまとめると、以下のようになります。

認可施設の場合(目安:1時間〜1時間半)

  • 受付:5〜10分
  • 遺伝カウンセリング:30〜40分
  • 同意書の記入:3〜5分
  • 採血(+エコーの場合も):10〜15分
  • 会計:5〜10分

認可外施設の場合(目安:30分〜1時間)

  • 受付:5〜10分
  • 医師による検査説明:10〜20分
  • 同意書の記入:3〜5分
  • 採血:5〜10分
  • 会計:5〜10分

なお、これらはあくまで検査そのものの時間です。混雑状況によっては待ち時間が加わることもあるので、前後に予定を詰め込みすぎず、余裕を持ったスケジュールで臨むのがおすすめです。


3.NIPT当日の持ち物チェックリスト

NIPT 当日の流れ 3

「当日、何を持っていけばいいの?」という声はとても多いです。ここでチェックリストとしてまとめたので、前日に確認してみてください。

持ち物必要度補足
身分証明書必須運転免許証、マイナンバーカードなど
健康保険証推奨自費診療でも提示を求められる場合がある
母子手帳推奨妊娠週数の確認などに使うことがある
紹介状施設による認可施設では必要な場合がある
予約確認メール・予約番号推奨受付がスムーズになる
検査費用必須に近い現金またはクレジットカード対応可否を事前確認
飲み物推奨採血前後の体調管理に役立つ
軽食必要に応じてつわりや待ち時間対策に便利
パートナーの身分証施設による同伴や署名が必要な場合に備える

【必須】身分証明書・保険証・母子手帳

身分証明書(運転免許証・マイナンバーカードなど)
本人確認のために必要です。ほぼすべての施設で提示を求められます。

健康保険証
NIPTは自費診療ですが、受付時に保険証の提示を求められる施設もあります。念のため持参しておきましょう。

母子手帳
妊娠週数の確認や、必要な情報の記録のために持参を求められることがあります。

【推奨】あると安心な持ち物

あると安心な持ち物
  • 予約確認メールや予約番号のメモ
  • 検査費用(現金またはクレジットカード)
  • 飲み物や軽食(つわりがある方、待ち時間対策に)
  • 本やイヤホンなど(待ち時間対策に)
  • パートナーの身分証明書(同伴・連名署名がある場合)

特に検査費用については、10万〜20万円台と高額なため、クレジットカードが使えるかどうかを事前に確認しておくと当日慌てずに済みます。

紹介状が必要かどうかは施設タイプで異なる

認可施設の場合、かかりつけの産婦人科からの紹介状が必要になるケースがあります。一方、認可外施設では紹介状不要のところがほとんどです。

予約時に案内があったかどうか、もう一度確認してみてください。もし案内がなかった場合は施設に問い合わせれば教えてもらえます。「紹介状を忘れて検査が受けられなかった」なんてことにならないよう、念には念を入れましょう。


4.NIPTにふさわしい服装|採血しやすい格好がベスト

NIPT 当日の流れ 4

服装について悩む方も少なくありません。結論から言うと、NIPTは採血をするだけなので、腕が出しやすい服装であれば何でもOKです。

袖をまくりやすいトップスが基本

採血は腕の内側(肘の裏あたり)から行います。そのため、袖が大きく開くトップスか、簡単に肘の上までまくれる服がベストです。

おすすめなのは半袖、七分袖、ゆったりめのニットやカーディガンなどです。

逆に避けたほうがいいのは、ぴったりとした長袖や、袖口が狭いタートルネック、重ね着をたくさんしている状態です。看護師さんが採血しにくくなってしまいます。

リラックスできる動きやすい服装を

妊婦さんの体への負担も考えて、ゆったりとした動きやすい服装がおすすめです。マタニティワンピースやレギンスなど、普段着慣れたもので問題ありません。

靴も歩きやすいものにしておきましょう。ヒールのある靴は避け、スニーカーやフラットシューズが安心です。

冬場は院内が暖かくても外は寒いので、脱ぎ着しやすい上着を選ぶと便利ですよ。

「おしゃれして行くべき?」→普段着で全く問題なし

「病院だからきちんとした格好で行かなきゃ」と思う方もいるかもしれませんが、まったくその必要はありません。

普段のお出かけ着でOKです。むしろリラックスできる服装のほうが、緊張もほぐれて検査もスムーズに進みます。気負わず、いつも通りの自分で行きましょう。


5.食事・水分・薬|NIPT当日の食事制限と注意点

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「検査の前は何も食べちゃダメ?」「薬は飲んでいい?」──こうした疑問にお答えします。

NIPTに食事制限は基本的に不要

健康診断の血液検査だと「朝ごはんは食べないでください」と言われますよね。あれは血糖値やコレステロール値を正しく測るために空腹状態が必要だからです。

でもNIPTは血糖値やコレステロールを調べるわけではなく、血液中の赤ちゃん由来のDNAを分析する検査です。そのため、食事制限は基本的にありません。

朝ごはんも昼ごはんも、普段通り食べてから行って大丈夫です。空腹で行く必要はないので、お腹が空いたままつらい思いをしなくてOKですよ。

ただし、施設から個別に「○時間前から飲食を控えてください」などの指示があった場合は、そちらに従ってください。

水分は検査前も検査後もしっかり摂ってOK

水やお茶などの水分はしっかり摂って問題ありません。むしろ、水分をしっかり摂っておくと血管がふっくらと出やすくなり、採血がスムーズになるというメリットがあります。

特に朝イチの予約で来院する場合は、家を出る前にコップ1〜2杯の水を飲んでおくといいですよ。

カフェインも、普段飲んでいる量であれば問題ありません。ただし妊娠中はカフェインの摂りすぎ自体に注意が必要なので、そこは普段通りの量を意識しましょう。

薬の服用は事前に担当医に相談を

「普段飲んでいる薬はNIPTの結果に影響する?」という質問もよくいただきます。

基本的に、服用中の薬がNIPTの精度に影響することはないとされています。NIPTが分析するのはDNAの配列であり、薬の成分がこれに干渉するわけではないからです。

とはいえ、不安な場合は予約時やかかりつけの産婦人科医に事前に確認しておくと安心です。くれぐれも自己判断で薬を中断しないようにしてくださいね。妊娠中に処方されている薬は、それなりの理由があって出されているものです。

つわりがひどい日でも検査は受けられる?

つわりの時期にNIPTの予約が重なることも珍しくありません。「つわりで気持ち悪いけど、検査に行って大丈夫かな」と心配になりますよね。

採血自体はほんの数分で終わるので、つわりがあっても受けられるケースがほとんどです。待合室にエチケット袋を持参したり、軽食や飲み物を持っていったりすると安心です。

ただし、嘔吐がひどくて移動するのもつらい、というレベルの場合は無理をしないでください。日程を変更してもらったほうが、体にも心にも優しいです。

体調不良の場合はキャンセル・日程変更を検討

発熱がある、咳が止まらない、感染症の疑いがある──こうした場合は、施設への連絡の上、キャンセルまたは日程変更を検討しましょう。

自分の体調を最優先にするのはもちろんですが、施設には他の妊婦さんもいます。感染リスクを考えると、体調が万全でないときは無理に来院しないのがマナーでもあります。

キャンセル料については施設のキャンセルポリシーによって異なります。前日〜当日のキャンセルでは手数料が発生する施設もあるので、体調に不安を感じた時点でなるべく早く連絡するのがベストです。


6.採血は痛い?注射が苦手でも大丈夫?|NIPTの採血に関する不安を解消

NIPT 当日の流れ 6

「注射が苦手なんです……」という方に向けて、NIPTの採血について詳しくお話しします。

NIPTの採血は一般的な血液検査と同じ

NIPTの検査で行う採血は、健康診断の血液検査とまったく同じ方法です。特殊な針を使うわけでもなく、特別な手順があるわけでもありません。

腕の静脈にチクッと針を刺して、血液を採る。それだけです。時間にして1〜2分程度。痛みも「チクッ」とする程度で、我慢できないような痛みではありません。

「NIPTって特別な検査だから、もっと大がかりなことをするのかと思っていた」という声をよく聞きますが、検査行為自体は拍子抜けするほどあっけないものです。

採血量は10〜20mL程度(試験管2〜3本分)

採血する血液の量は10〜20mLくらいです。検査項目の数や施設によって多少前後しますが、健康診断で採る量と大きな差はありません。

「こんなにちょっとの血液でいいの?」と思うくらいの量です。体への負担もほとんどないので、採血後にフラフラするということも通常はありません。

注射が苦手な方へのアドバイス

注射や採血が苦手という方は少なくありません。恥ずかしいことでもなんでもないので、遠慮なく看護師さんに「注射が苦手です」と伝えてください。

伝えておくと、看護師さんが声かけを丁寧にしてくれたり、ゆっくり進めてくれたりします。施設によっては横になった状態(ベッドに寝た状態)で採血してくれるところもあります。

自分でできる対策としては、こんなことがあります。

  • 深呼吸をしてリラックスする
  • 針を刺す瞬間は反対側を向いて目をそらす
  • イヤホンで好きな音楽を聴く
  • パートナーに手を握ってもらう

「一瞬だけ頑張れば終わる」と思えば、気持ちが少し楽になりますよ。

採血がうまくいかない場合(胎児分画不足による再検査)

ごくまれにですが、採血自体は問題なくできたのに、検査結果が出ないケースがあります。

原因のひとつは「胎児分画の不足」です。胎児分画とは、お母さんの血液中に含まれる赤ちゃん由来のDNAの割合のことです。この割合が低すぎると、正確な分析ができず、再検査が必要になることがあります。

胎児分画が不足する主な原因は、妊娠週数がまだ早い場合や、お母さんのBMIが高い場合です。

再検査になった場合の費用負担は施設によって異なります。無料で再検査してくれる施設もあれば、追加費用が発生する施設もあるので、気になる方は事前に確認しておくと安心です。


7.夫(パートナー)の同伴・子連れ・付き添いについて

NIPT 当日の流れ 7

「夫も一緒に行ったほうがいい?」「上の子を連れて行ける?」──家族のことが気になる方も多いですよね。

夫(パートナー)の同伴は施設により推奨 or 任意

認可施設では、パートナーの同伴を推奨しているところが多いです。理由は、遺伝カウンセリングを二人で一緒に受けることで、検査結果への理解や心構えを共有できるからです。施設によってはパートナーの同伴が必須の場合もあります。

認可外施設では、パートナーの同伴は任意のケースがほとんどです。一人で来院してサクッと採血だけ済ませる、という方も多くいらっしゃいます。

ただし、同意書にパートナーの署名が必要な施設もあります。同伴できない場合は事前に署名済みの書類を持参するなどの対応が求められることもあるので、予約時にしっかり確認しておきましょう。

子連れでの来院は可能?

上のお子さんがいらっしゃる場合、「子連れで行けるかどうか」は大きな問題ですよね。

施設によっては、キッズスペースが用意されていたり、子連れでの来院がOKとなっているところもあります。一方で、個室でのカウンセリングの場合はお子さんの同席が難しいケースもあります。

子連れで行けるかどうかは施設の設備や方針によって本当にまちまちなので、予約の段階で「子連れでも大丈夫ですか?」と確認するのが確実です。

付き添いの方は何をする?

パートナーが同伴する場合、当日何をするのかというと、主に以下のようなことです。

  • カウンセリングに同席する(認可施設の場合)
  • 同意書に連名で署名する(施設による)
  • 妊婦さんの精神的なサポート

カウンセリングへの同席がない認可外施設の場合は、基本的に待合室で待っていてもらう形になります。

付き添いがあるかないかで検査自体が変わるわけではないですが、初めての検査で緊張しているときにパートナーがそばにいてくれるだけで心強いという声は多いです。


8.NIPT当日の費用・支払い方法

NIPT 当日の流れ 8

お金に関することは事前にしっかり把握しておきたいですよね。

NIPT検査費用の相場と支払いタイミング

NIPTの費用は施設や検査項目によって異なりますが、おおまかな相場は以下の通りです。

  • 認可施設:約15万〜22万円
  • 認可外施設:約10万〜25万円(検査項目の範囲によって変動)

検査項目が基本の3つのトリソミーだけであれば比較的安く、微小欠失症候群や全染色体検査などオプションを追加すると費用が上がります。

支払いタイミングは、当日一括払いの施設がもっとも多いです。一部、事前のオンライン決済や分割払いに対応している施設もあります。

クレジットカード・電子マネーは使える?

クレジットカードに対応している施設は年々増えています。VISA、Mastercard、JCBなど主要ブランドに対応しているところが多いです。

ただし、なかには現金払いのみという施設もまだあります。10万円以上の現金を持ち歩くのは心配、という方も多いと思うので、支払い方法は予約の段階で必ず確認しておきましょう。

なお、NIPTの費用は医療費控除の対象になる場合があります。確定申告の時期に備えて、領収書は大切に保管しておいてくださいね。

追加費用が発生するケースはある?

基本の検査費用以外に、追加でお金がかかるケースもあります。

  • エコー検査が別料金の場合
  • オプション検査(微小欠失症候群、性別判定など)を当日追加した場合
  • 胎児分画不足などで再検査が必要になった場合

「検査費用○万円と聞いていたのに、当日行ったらもっとかかった」ということにならないよう、何が含まれていて何が別料金なのかを事前に確認しておくことが大切です。

また、キャンセル料についても施設ごとに異なります。無料キャンセルの期限が設定されていることが多いので、予約確認メールなどでポリシーをチェックしておきましょう。


9.NIPTの結果はいつ届く?受け取り方法と陽性だった場合の流れ

NIPT 当日の流れ 9

検査が終わって帰宅したあと、気になるのは「結果はいつ届くの?」ということですよね。

結果は通常1〜2週間で届く

NIPTの結果は、検査後おおむね1〜2週間で届きます。

施設によっては最短で3〜5日程度と、かなりスピーディーに結果が出るところもあります。逆に、年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休を挟むと、通常より遅れることもあります。

結果待ちの期間はどうしてもソワソワしてしまうものですが、結果を早く知りたい方は、検査のスピードをクリニック選びのポイントにするのもひとつの方法です。

結果の受け取り方法は施設による

結果の受け取り方法は施設によってさまざまです。

  • 来院(対面):結果を医師やカウンセラーから直接説明してもらえます。認可施設に多い方式です。
  • 電話:自宅にいながら結果を聞けます。認可外施設で増えている方式です。
  • Web・マイページ:インターネット上のマイページで結果を確認します。いつでも好きなタイミングで確認できるのがメリットです。
  • 郵送:書面で結果が届きます。

どの方法がいいかは好みやライフスタイルによりますが、「結果を聞いたときにちゃんと説明してほしい」という方は対面での結果説明がある施設を選ぶと安心です。

万が一「陽性」だった場合のその後

NIPTの結果が「陽性」だった場合、どうすればいいのでしょうか。

まず大切なのは、陽性=確定ではないということです。NIPTはスクリーニング検査であり、「可能性が高い」という結果を示すものです。実際に確定するためには、羊水検査や絨毛検査といった確定検査を受ける必要があります。

陽性の結果が出た場合は、以下のような流れになります。

  1. 結果説明を受ける(対面の場合は医師・カウンセラーから直接)
  2. 確定検査(羊水検査など)を受けるかどうかを検討する
  3. 遺伝カウンセラーに改めて相談する
  4. パートナーや家族と話し合う

不安な気持ちを一人で抱え込まず、専門家のサポートを活用してください。認可施設であれば遺伝カウンセリングが充実していますし、認可外施設でも提携先の遺伝カウンセラーを紹介してくれるところがあります。


10.NIPT当日を安心して迎えるための5つのコツ

NIPT 当日の流れ 10

ここまでの内容を踏まえて、当日を安心して迎えるためのポイントを5つにまとめました。

①事前に施設のアクセス・所要時間を確認しておく

初めて行く場所に向かうときは、思った以上に時間がかかるものです。施設までのルートや所要時間を事前に調べておき、余裕を持って出発しましょう。

駅からの道順、駐車場の有無、ビルの何階にあるかなど、細かいところまで確認しておくと当日の焦りが減ります。

②パートナーと検査の目的や結果の受け止め方を話し合っておく

「なぜこの検査を受けるのか」「もし陽性だったらどうするか」──こうしたことをパートナーと事前に話し合っておくと、カウンセリングの場でも落ち着いて対応できます。

答えを出しておく必要はありません。「一緒に考えている」という状態であれば十分です。

③持ち物チェックリストを前日に確認する

身分証明書、母子手帳、紹介状(必要な場合)、費用……忘れ物がないかどうか、前日の夜にチェックリストで確認しておきましょう。

この記事の「持ち物チェックリスト」のセクションをブックマークしておくと便利ですよ。

④水分をしっかり摂って体調を整える

採血をスムーズにするためにも、当日の朝はしっかり水分を摂りましょう。血管が出やすくなって、看護師さんも採血しやすくなります。

前日の睡眠もしっかりとって、体調を整えておくことも大切です。

⑤「採血だけ」と思えば気持ちが軽くなる

「NIPT」と聞くと構えてしまいますが、やること自体は本当にシンプルです。カウンセリングを受けて、同意書にサインして、腕から採血する──ただそれだけです。

「今日は採血してくるだけ」と思って、気楽な気持ちで臨んでみてくださいね。


11.自分に合ったNIPTクリニックを選ぼう

NIPT 当日の流れ 11

ここまで読んで、NIPTの当日の流れがしっかりイメージできたのではないでしょうか。

「当日どうすればいいか分かったから、あとはクリニックを決めるだけ」という方も多いと思います。

NIPTのクリニックを選ぶ際には、以下のポイントをチェックしてみてください。

  • 所要時間やカウンセリングの手厚さ:じっくり相談したいなら認可施設、短時間で済ませたいなら認可外施設が向いています
  • 費用と支払い方法:検査項目の範囲や、カード払い対応の有無を確認
  • 結果の受け取り方法とスピード:対面がいいのか、Webで確認したいのか
  • アクセスや子連れ対応:通いやすさや家族への配慮も大切なポイントです

当サイトでは、全国のNIPTクリニックを費用・特徴・口コミで比較したおすすめランキングをご用意しています。まだクリニックが決まっていない方は、ぜひ参考にしてみてください。

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12.NIPT当日の流れに関するよくある質問(Q&A)

NIPT 当日の流れ 12

最後に、NIPT当日について寄せられることの多い質問にまとめてお答えします。

Q1:NIPTの検査当日は何分くらいで終わりますか?

受付から会計までで、30分〜1時間半程度が目安です。認可施設では遺伝カウンセリングに時間がかかるため1〜1時間半、認可外施設では30分〜1時間程度で終わるケースが多いです。混雑状況によっては待ち時間が加わることもあるので、前後のスケジュールには余裕を持たせておくのがおすすめです。

Q2:NIPTは採血だけですか?エコー検査はありますか?

NIPTの検査そのものは腕からの採血だけです。ただし、認可施設では当日にエコー(超音波検査)で妊娠週数や赤ちゃんの状態を確認する場合があります。認可外施設ではエコーなしで採血のみ、というところが多いです。エコーの有無が気になる方は、予約時に施設へ確認してみてください。

Q3:NIPTの前に食事制限はありますか?空腹で行く必要がありますか?

NIPTに食事制限は基本的にありません。NIPTは血糖値やコレステロールを測る検査ではなく、胎児由来のDNAを分析する検査だからです。朝ごはんも昼ごはんも普段通り食べてOKです。水分もしっかり摂っておくと、血管が出やすくなり採血がスムーズになりますよ。ただし、施設から個別の指示があればそちらに従ってください。

Q4:NIPT当日に夫(パートナー)の同伴は必要ですか?

施設によります。認可施設ではパートナーの同伴を推奨しているところが多く、遺伝カウンセリングを一緒に受けることが求められる場合もあります。認可外施設では同伴は任意のケースがほとんどです。なお、同意書にパートナーの署名が必要な施設もあるため、同伴の要否は予約時に確認しておくと安心です。

Q5:NIPTの結果はいつ届きますか?どうやって受け取れますか?

結果は検査後1〜2週間で届くのが一般的です。施設によっては最短数日のところもあります。受け取り方法は、来院して対面で説明を受ける、電話で聞く、Webのマイページで確認する、郵送で届くなど、施設によってさまざまです。結果のスピードや受け取り方法は、クリニック選びの際にぜひチェックしてみてください。

Q6:当日体調が悪くなった場合、キャンセルはできますか?キャンセル料はかかりますか?

体調不良の場合、日程変更やキャンセルが可能な施設がほとんどです。特に発熱や感染症の疑いがある場合は、他の妊婦さんへの配慮もあるため、リスケが推奨されます。キャンセル料は施設のポリシーによって異なり、前日〜当日のキャンセルでは手数料が発生する場合もあります。体調に不安がある場合は、できるだけ早めに施設へ連絡してくださいね。


13.まとめ

NIPT 当日の流れ 13

NIPTの当日の流れをおさらいしましょう。

  1. 受付:身分証などを提示して問診票を記入
  2. カウンセリング・検査説明:検査内容や結果の受け止め方について説明を受ける
  3. 同意書の署名:内容を理解した上でサイン
  4. 採血:腕から10〜20mLの血液を採るだけ
  5. 会計・結果受け取り方法の確認:支払いを済ませて帰宅

トータルの所要時間は30分〜1時間半。食事制限はなし。服装は袖をまくりやすいものでOK。検査行為は普通の採血と同じ──。

こうして見ると、「思ったより気軽に受けられそう」と感じていただけたのではないでしょうか。

もちろん、NIPTは赤ちゃんの健康に関わる大切な検査ですから、気軽であればいいというものではありません。でも、必要以上に構えることもないのです。

この記事が、あなたのNIPT当日の不安を少しでも和らげるお手伝いになれたら嬉しいです。

最後に、信頼できるNIPT検査を受けられるクリニックをご紹介します。

編集部おすすめは平石こどもクリニックです。他にない的中率99.9%の精度を誇るクリニック。NIPT検査前の無料カウンセリングで、自分に必要なプランを選べます。

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▼東京や全国からオンラインで受けられるNIPTクリニックと比較したい方はこちらもあわせてご覧ください。

NIPTクリニックの徹底比較ランキング!
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最後までお読みいただきありがとうございます。
NIPT当日の流れ|受付から帰宅までについて分かりやすくお伝えできましたでしょうか。

実際にNIPTを受けるとしたらどこのクリニックを選べばいいの?とお悩みの方もいらっしゃると思います。そちらについてもこちらのランキングでまとめておりますのでぜひご覧くださいませ。

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ライター 佐藤

NIPT当日の流れ  よくわかるNIPT

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