【青森】2025年NIPT(出生前診断)おすすめクリニックはどこ?【決定版】費用/アフターケア/検査会社を比較

青森版 2025年 NIPTおすすめクリニック

*当記事にはPRが含まれる場合があります

本記事では、青森県内のNIPTクリニックの選び方と、おすすめのNIPTクリニック(認証施設・非認証施設)をご紹介します。本州最北端に位置し、豊かな自然に恵まれている青森。津軽りんごや大間のマグロなど美味しいグルメもたくさん。そんな青森でおすすめのNIPTクリニックを探しているいう方はぜひご参考にしてください。

編集部 佐藤

この記事のライター: よくわかるNIPT・遺伝子検査編集部 佐藤 真由美

1982年生まれ。一児の母。第2子が気になるものの、年齢的にどうしようか考え中。
「NIPTを受ける、受けない!?受けるならどこで受けたらいいの?」悩みに悩んだ自分の経験をふまえて、同じようなお悩みを抱えている女性たちにとって、少しでも参考になるような記事が書ければ…と、日々NIPTやNIPTクリニックについて調査・勉強を続けています。

☆この記事のまとめ

  • NIPT(新型出生前診断)を受ける最適な時期に明確な決まりはない。 一部のクリニックでは妊娠6週目から検査可能だが、推奨されるのは8週目以降。
  • 認証施設と非認証施設の違いを理解することが重要。
    • 認証施設では受検に一定の条件があり、検査対象となる疾患は3種類に限られる。
    • 非認証施設は誰でも受診可能で、施設によっては多様な疾患を調べられる
  • 検査後のサポート体制が重要なポイント。
    • 陽性判定が出た場合の心理的なケアや、追加検査の費用負担サポートが手厚いクリニックを選ぶと安心。
  • NIPTの精度は高いものの、施設によって結果のばらつきがある。
    • 偽陽性・偽陰性の可能性や、判定不能となるケースもあるため、信頼できる施設選びが大切。

青森県でNIPTが受けられるクリニック一覧を先に見る方はこちらをクリック

目次

NIPTとは

妊娠中の赤ちゃんの健康状態を確認する方法のひとつに、新型出生前診断(NIPT)があります。

この検査は妊婦さんの血液を採取し、胎児のDNAを分析することで、染色体の異常の可能性を調べるものです。

採血のみで実施できるため、母体や赤ちゃんへの負担が少なく、安全性の高い検査として注目されています。

NIPTでわかること

NIPTでは、母体の血液に含まれる胎児由来のDNAを解析し、染色体の数的異常を調べます。

  • 非認証施設 :全染色体を対象とした検査を提供する場合もある
  • 認証施設 :21番・18番・13番染色体の異常のみが検査対象

妊娠中の赤ちゃんの健康を確認する主な方法

赤ちゃんの健康状態を調べる方法には、大きく分けて以下の2種類があります。

  1. 超音波検査(エコー) :胎児の成長や形態的異常を画像で確認する方法
  2. 染色体検査 :遺伝的な異常を調べる方法

染色体検査には、さらに以下の2つの種類があります。

  • 非確定検査 :異常の可能性を示すが、確定診断には至らない(例:NIPT)
  • 確定検査 :検査結果のみで診断が確定する(例:羊水検査、絨毛検査)
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染色体疾患に関する検査の説明イラスト【図1】

NIPTの結果と確定検査の必要性

非確定検査非確定検査非確定検査確定検査確定検査
検査名NIPT(出生前診断)コンバインド検査母体血清マーカー検査絨毛検査羊水検査
実施時間9~10週以降11~ 13週15~18週11~14週15~16週以降
検査の対象ダウン症候群
18トリソミー
13トリソミーなど
ダウン症候群
18トリソミー
ダウン症候群
18トリソミー
開放性神経管奇形
染色体疾患全般染色体疾患全般
感度99%83%80%100%100%
結果報告までの期間1~2週間2週間程度2週間程度2~3週間2~3週間
リスク・留意点なしなしなし流産・死産のリスク(1/100)流産・死産のリスク(1/300)

NIPTは非確定検査に分類されるため、陽性の結果が出ても確定診断とはなりません。

陽性判定を受けた場合、羊水検査や絨毛検査といった確定検査を受け、最終的な診断を行うことが推奨されます。

NIPTの費用は?

NIPT(新型出生前診断)は、高い精度を誇り、母体や赤ちゃんにリスクを伴わない安全な検査です。

ただし、大きなデメリットとして費用が高額である点が挙げられます。

検査を実施する施設によって金額は異なりますが、ほかの出生前診断と比較すると高めの費用設定になっているのです。

NIPT15~30万円
コンバインド検査3~5万円
母体血清マーカー検査2~3万円
絨毛検査10~20万円
羊水検査10~20万円

母体の採血のみで行える手軽さから、近年日本でもNIPTを提供する医療機関が増えており、検査を希望する場合は、事前に対応施設を調べ、予約を取る必要があります。

  • 認可施設で受ける場合:一部の医療機関では産科の紹介が必要となる
  • 非認可施設で受ける場合:全国に多数存在し、年齢制限や夫婦同伴の条件がないことが多い

NIPTを検討する際は、自身の希望や状況に合った施設を選ぶことが大切です。

青森でNIPT検査が受けられる施設 TOP3

おすすめNIPTno1

1.ミネルバクリニック|業界最高水準・的中率100%*NIPT

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ミネルバクリニック公式サイトのスクリーンショット

☆おすすめポイント

全国対応のオンラインNIPT

  • 全国どこからでもNIPTを受検可能
  • 来院不要で自宅から手続きができる

業界最高水準の検査精度

  • 陽性・陰性の的中率100%
  • 判定不能なしで確実な結果を提供

無料の遺伝専門医カウンセリング

  • 検査前に遺伝専門医が無料でカウンセリング
  • 不安や疑問を解消し、納得した上で受検できる

充実したアフターフォロー

  • 陽性判定時は24時間対応のカウンセリング
  • 遺伝専門医の院長が直接サポート

羊水検査費用を100%補償

  • 陽性時に追加検査が必要になった場合、羊水検査費用を全額負担

医師からも信頼されるNIPT

  • 高精度な検査により、受検者の約10%が医師という実績

ミネルバクリニックは、NIPTの正確性と安心のサポート体制を重視する方に最適なクリニックです。

ミネルバクリニックでは、全国どこからでもオンラインでNIPT(新型出生前診断)を受検可能。来院不要で自宅から手続きができるため、忙しい方や遠方の方でも安心して検査を受けられます。

検査の精度は業界最高水準を誇り、陽性・陰性の的中率100%、さらに判定不能なしで確実な結果を提供します。また、受検前には遺伝専門医による無料カウンセリングを実施し、検査内容や不安点をしっかりとサポート。

陽性判定が出た場合でも、24時間対応のカウンセリングに加え、羊水検査の費用を100%補償するなど、充実したアフターフォローが整っています。

NIPTを受けるなら、正確性とサポート体制を重視するミネルバクリニックがおすすめです。

ミネルバクリニックの詳細をみる

プランと金額表 

検査内容費用
ライトNIPT:
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー

性染色体検査
性別
遺伝カウンセリング
176,000円
スタンダードNIPT:
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー
微小欠失検査・4種

性染色体検査
性別
遺伝カウンセリング
198,000円
プレミアムNIPT
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー
微小欠失検査・8種

全染色体検査(異数性・部分欠失・部分重複)
性染色体検査
性別
遺伝カウンセリング
275,000円

評価

調査の結果、ミネルバクリニックは検査の正確性、充実したアフターフォロー、そしてNIPTの豊富な実績において際立っている印象を受けました。特に、陽性・陰性の的中率100%の精度の高さや、24時間対応の遺伝専門医によるサポートは大きな魅力。 さらに、全国に94の提携院を持ち、オンラインでどこからでも受検可能という利便性の高さもポイント。 もし私が第2子を授かった際にNIPTを選ぶなら、ミネルバクリニックが最有力ですね。

ライター佐藤

口コミ

★★★★★
NIPTの検査でお世話になりました。 日本で唯一の検査ができる、遺伝カウンセラーが常駐しているため選びました。 検査プランが増えており、かなり精度高く(ほぼ羊水検査不要)多項目の結果がわかるプランがあったためそちらでお願いしました。

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★★★★
夫婦ともに年齢が高くリスクが高ければ次の手を考えねばならないため、早い週数で検査を受けられること·また結果が出るのが早いことが大変助かりました。 夫は来院できませんでしたが、夫由来の検査も受けられるとのことでこの点も良かったです。

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★★★★
とても丁寧にカウンセリングしていただき、自分にあったコースを選択することができました。 日本の中でこちらのクリニックでしか検査できない項目などあり、同じ検査項目であっても精度もかなり高いとのことにてとても安心しておまかせ出来ます。

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基本情報

店舗名ミネルバクリニック
アクセス東京メトロ銀座線「外苑前駅」2b出口から徒歩1分東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目駅」から徒歩9分東京メトロ銀座線・半蔵門線「表参道駅」から徒歩11分
住所〒 107-0061 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階
電話番号電話番号はクリニック公式ページからご確認ください
年齢制限の有無なし 何歳でも受検可能
検査費用ベーシック 17万6000円~
営業時間
10時ー14時/
16時ー20時
休み休み
ミネルバクリニック

2.平石クリニック|妊娠6週からのNIPT

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平石クリニック公式サイトのスクリーンショット

☆おすすめポイント

  • 早期NIPT検査を実施している
  • 1度の費用で2回検査できる
  • 認定遺伝カウンセラーの無料電話相談が受けられる 

平石クリニックでは、妊娠6週という早い時期からNIPT(新型出生前診断)を受検可能で、検査結果も最短2日で通知されます。さらに、1回分の費用で早期(妊娠6週~)と通常(妊娠9週~)の2回検査が可能なため、より安心して受検できるのが特徴です。

検査後のサポートも充実しており、陽性判定が出た場合は、日本国内のどの医療機関で検査を受けても羊水検査費用を全額負担。また、絨毛検査やマイクロアレイ、多胎妊娠における羊水検査も補償対象です。

NIPTに関する疑問や不安がある場合は、公式LINEで24時間AIが相談対応してくれるため、いつでも気軽に質問できます。早期検査と手厚いサポートを希望する方におすすめのクリニックです。

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プランと金額

検査内容費用
A:基本検査:
13,18,21トリソミー検査
性染色体検査
性別判定
198,000円
B:全染色体検査
1番~22番トリソミー検査
性染色体検査
性別判定
231,000円
C:微小欠失検査
1番~22番トリソミー検査
性染色体検査
微小欠失検査
性別判定
253,000円

評価

検査結果のスピード費用の手頃さは大きな魅力ですが、一方で事前カウンセリングがなく、説明が簡略的で不安を感じたという口コミも見られます。ただし、全国に採血可能な提携院があるため、地方在住の方でも受検しやすい点は大きなメリットです。自身の希望に合ったサポート体制かどうかを確認しながら、クリニックを選ぶことが大切ですね。

ライター佐藤

口コミ

★★★★
週数的にも検査するには遅いタイミングだったにも関わらず、迅速に対応&相談にのっていただきいろんな意味で安心できました。本当にありがとうございます。

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★★★★
無料で、電話で遺伝子カウンセラーの方に相談ができるので、事前に相談をし、気になることを聞きました。 検査後でも相談ができるとのことで、他の非認証施設よりは安心して検査を受けることができました。

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★★★★
はじめてNIPTを受けるので少し緊張しながら来院しました。 先生自ら対応していただき、NIPTのこと、認可と認可外のこと、万一の結果がでたときの話、等々たくさんのことを教えてもらいました! こちらで検査を受けて良かったです。

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基本情報

店舗名平石クリニック
アクセス東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 4番出口徒歩1分
JR山手線 恵比寿駅 西口出口徒歩1分
住所〒150-0021  東京都渋谷区恵比寿西1-10-7 MMSビル6階
電話番号電話番号はクリニック公式ページからご確認ください
年齢制限の有無なし 何歳でも受検可能
検査費用基本検査 18万
営業時間
10時ー19時

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3.NIPT JAPAN|採血以外はすべてオンラインでお手軽受検

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NIPT JAPAN公式サイトのスクリーンショット

☆おすすめポイント

  • 採血以外はオンラインで行うので手軽
  • 提携クリニックは全国に100以上
  • 臨床遺伝専門医によるオンライン遺伝カウンセリングあり(有料)

NIPT JAPANは、全国100以上の提携クリニックで採血が可能なため、どこに住んでいてもNIPT検査を受検できます。採血後の結果通知や、万が一陽性だった場合の遺伝カウンセリングはすべてオンラインで対応。そのため、遠方の方や仕事で忙しい方でも、負担を最小限に抑えて検査を受けることができます。

また、有料オプションとして、NIPT受検前に遺伝専門医によるカウンセリングを受けることも可能。検査の流れや結果の意味をしっかり理解したうえで受検できるため、より安心してNIPTを検討したい方におすすめです。

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金額とプラン

検査内容費用
3種染色体異数性検査:
13(パトウ症候群)
18(エドワーズ症候群)
21(ダウン症候群)トリソミー
性染色体異数性
性別
165,000円
全染色体異数性検査:
常染色体異数性(1番~22番染色体)/
性染色体異数性
性別
176,000円
全染色体異数性検査+微小欠失症検査:
常染色体異数性(1番~22番染色体)
性染色体異数性
微小欠失症
性別
198,000円

評価

NIPT JAPANの特徴は、採血以外はすべてオンラインという点です。提携クリニックの数が多いので、身近にNIPT検査を行っているところがない場合に助かりますね。

ライター佐藤

基本情報

店舗名NIPT Japan 株式会社 青森県の提携クリニック 「RED MAPLE CLINIC byDr.Kurenai(非認証)」
アクセス青森駅からバス17分、最寄りバス停から徒歩7分
住所青森県青森県青森市浜田玉川168-55
電話番号電話番号はクリニック公式ページからご確認ください
年齢制限の有無なし 何歳でも受検可能
検査費用基本検査 165,000円
営業時間
各クリニックにより異なります

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青森でNIPT検査が受けられる施設

施設名認可/無認可提携先検査会社検査
可能
妊娠
医師の
専門
分野
遺伝
カウ
ンセ
リン
費用13,18,
21染色体
基本検査
全染色体微小欠失胎児

性別
結果
開示
まで
住所電話番号
RED MAPLE CLINIC byDr.Kurenai非認証NIPT Japan10週内科・美容あり16万5,000円〜5〜10日青森県青森県青森市浜田玉川168-55050-1722-9147
弘前大学医学部
附属病院
認証産婦人科あり青森県弘前市
本町53
0172-33-5111
平石クリニック
青森提携院
非認証
平石クリニック
イルミナ10週美容あり19万8,000円~最短3日青森県青森市
安方1-3-2
0120-777-923
AGAスキンクリニック
青森院
非認証DNA先端医療イルミナ10週育毛あり19万8,000円~最短3日青森県青森市
安方1-3-2
青森ビル2F
0120-330-987

NIPTでわかること

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NIPT(新型出生前診断)で検査できる疾患や項目は、実施する施設によって異なります

認可施設(日本医学会が認証)では、以下の3つの染色体異常のみを検査対象としています。

  • 21トリソミー(ダウン症候群)
  • 18トリソミー(エドワーズ症候群)
  • 13トリソミー(パトウ症候群)

一方、非認可施設ではクリニックによって検査項目が大幅に異なり、より多くの疾患を調べることが可能です。

  • 全染色体の異数性(1番~22番染色体の異常)
  • 性染色体異常の検出
  • 胎児の性別判定
  • 全常染色体全領域部分欠失疾患
  • 微小欠失症候群

どの項目を検査できるかはクリニックごとに異なるため、事前に確認し、自身の希望に合った施設を選ぶことが重要です。

NIPT(出生前診断)のメリット

0から学ぶNIPT2

赤ちゃんへのリスクがないこと

NIPTの最大のメリットは、赤ちゃんへのリスクがないことです。

お母さんの血液を採取するだけの非侵襲的な検査なので、赤ちゃんへの影響がありません。

従来の羊水検査では針を刺すため、流産のリスクが約0.3%ありました。

しかしNIPTでは採血だけで済むため、そのようなリスクが排除されています。

特に高齢出産や染色体異常の家族歴がある方にとって、安心して受けられる検査方法といえるでしょう。

妊娠8週前後の早い時期から検査できる

NIPTは妊娠初期から受けられることも大きなメリットです。

一般的に妊娠8週から検査が可能で、早いクリニックでは6週から実施しているところもあります。

これは従来の羊水検査(15〜18週)や絨毛検査(11〜13週)よりもかなり早い時期です。

早期に結果がわかることで、その後の妊娠プランを立てやすくなります

青森県内のクリニックでも、早期検査が可能な施設が増えているので、妊娠がわかったらすぐに相談してみるとよいでしょう。

検査精度の高さ

NIPTは非常に高い精度を持つ検査です。

染色体検査の精度を評価する際には、「感度」と「特異度」という2つの基準が用いられます。

  • 感度(検査の陽性的中率):実際に陽性だった妊婦のうち、検査で陽性と判定された割合
  • 特異度(検査の陰性的中率):実際に陰性だった人のうち、検査で陰性と判定された割合

これらの数値が高いほど、検査の精度が高く、信頼性が向上します。

特に、NIPT(新型出生前診断)の21トリソミー検査では、感度99.9%、特異度99.90%という非常に高い精度を誇ります。このため、赤ちゃんに染色体異常がある可能性を、より正確に検出できる検査方法として注目されています。

この高い精度により、不必要な不安を抱えずに過ごせることや、必要な場合には早めに医療的なサポートを準備できることが大きなメリットです。

NIPTのデメリット

0から学ぶNIPT3

費用が高い

NIPTの最大のデメリットは、その高額な費用です。

多くの場合、保険適用外となるため、全額自己負担となります。青森県内のクリニックでは、一般的に15万円から20万円程度の費用がかかります。

これは家計に大きな負担となることもあり、特に若いご夫婦や経済的に余裕のない方々にとっては、検査を受けるかどうかの判断材料となります。

もし追加検査が必要になった場合は、さらに費用がかさむことも考慮しておくべきでしょう。

しかし、安価なクリニックの中には、検査の精度に不安が残るところや、遺伝カウンセリングのサポートが十分でない施設もあります。

せっかく検査を受けるのに正確な結果が得られなければ、意味がありません。また、検査項目を限定すると、それ以外の染色体異常を見逃してしまうリスクもあります。

NIPTは人生に関わる重要な検査です。費用はかかるかもしれませんが、信頼できるクリニックを選び、納得のいく環境で受けることが大切です。

NIPTを受けるクリニックによって当たりはずれがある

NIPTは精度が高い検査ですが、残念ながら提供するクリニックの質には差があります

NIPT検査の精度や、検査後のサポート体制、医師や遺伝カウンセラーの専門性など、施設によって大きく異なります。

特に重要なのは、検査結果の説明方法と、結果が陽性だった場合のアフターフォローです。単に結果を伝えるだけのクリニックもあれば、丁寧な説明と精神的サポートまで提供するクリニックもあります。

クリニック選びは事前の情報収集と口コミチェックが重要です。医師との相性も含め、慎重に選ぶことをおすすめします。

NIPTを受ける医院・クリニック選びのポイント

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「認可施設」と「非認可施設」どちらを選ぶ?

NIPTを提供するクリニックは「認可施設」と「非認可施設」に分かれています。

認可施設日本医学会連合が認可した施設
非認可施設日本医学会連合の認可を受けていない施設

認可施設は日本医学会の認可を受けた病院で、厳しい基準を満たした医療機関です。

対象者に制限があり、35歳以上の妊婦や遺伝的リスクが高い方が主な対象になります。遺伝カウンセリングが充実しているのが特徴です。

それに対して非認可施設は認可を受けていないクリニックです。

対象年齢の制限がなく、手続きが比較的スムーズです。ただし、遺伝カウンセリングが十分でない施設もあるため、事前に確認が必要です。

認可施設でNIPTを受ける場合、年齢制限や夫婦同伴が求められることがあり、検査の条件が厳しく設定されています。特に、35歳以上の方や、エコー検査で異常が指摘された方が対象となるケースが多く、限られた施設でのみ検査が可能。これらの条件を満たしていない場合は、非認可施設での検査を検討するのも選択肢のひとつになりそうですね。

ライター佐藤

認可施設無認可(非認可)施設
金額約20万円約5万円
受けられる検査内容18トリソミー
13トリソミー
21トリソミー
18トリソミー
13トリソミー
21トリソミー
微小欠失検査
全染色体検査など
受診の条件出産時の年齢が35歳以上
染色体異常の陽性反応があった場合
染色体異常の子どもの妊娠、または出産歴がある場合
遺伝による染色体異常の可能性がある場合
特になし。35歳未満でも受診可能

NIPT検査後のアフターフォロー(心理面)が充実しているか

NIPTは高精度のスクリーニング検査ですが、結果によっては不安を感じることもあります。特に陽性の結果が出た場合、精神的なサポートを受けられるかどうかが重要です。

信頼できるクリニックでは、遺伝カウンセリング専門医の相談が充実しています。結果を受けて次のステップをどうするか、冷静に判断できるようなサポートがあるクリニックを選ぶことをおすすめします。

クリニックのなかには、ただ検査結果を教えてくれるだけで陽性であってもカウンセリングがない場合もあるそうです。もしものときに備えて、前もって調べておきたいですね。

ライター佐藤

NIPT検査後のアフターカバー(費用面)が充実しているか

NIPTで陽性だった場合、確定診断のために羊水検査を受ける方が多いですが、羊水検査は10〜20万円ほどかかることが一般的です。

一部のクリニックでは、NIPTの陽性結果が出た際に、羊水検査の費用を補助する制度を設けています。検査費用の負担を軽減するためにも、アフターカバーのあるクリニックを選ぶのもひとつの方法です。

ご自宅から通いやすい環境、またはオンライン診察の対応をしているか

NIPTを受けるには、カウンセリングや採血などで複数回の通院が必要な場合があります。

そのため、自宅から通いやすいか、オンライン診察に対応しているかも重要なポイントです。近くに適した施設がない場合は、オンライン診察が可能なクリニックを検討するのも良いでしょう。

NIPT遺伝子検査機関の規模や精度(信頼性)・遺伝専門医の質の高い診断が受けられるか

NIPTの検査精度は、検査機関の規模や技術力によって異なります。

たとえば国際的に認められた機関を利用しているクリニックだと、より精度の高い診断が期待できます。

また、遺伝専門医の診断の質も重要です。経験豊富な専門医がいるクリニックを選ぶと、結果の説明が分かりやすく、安心して相談できます。

NIPT業界には、あまり知られていない課題があって…。

特に、イルミナ社の「Veriseq2」という検査手法を採用している大手NIPTクリニックには注意が必要です。これらのクリニックでは、検査機関から提供された結果(陽性・陰性)を独自に精査する体制が整っておらず、単に結果を伝えるだけというケースが少なくありません

この検査システムの仕組みは、オンラインでイルミナ社のシステムに接続して結果を受け取るというもの。問題は、その結果について検査機関へ詳細な問い合わせができないことです。つまり、なぜ陽性や陰性という判定になったのか、その理由を詳しく知ることができないのです。

単に「陽性です」「陰性です」と伝えるだけでなく、その結果の意味や信頼性、次のステップについて専門的な見地から説明できるクリニックを選ぶことが大切です。

ライター佐藤

クリニック選びの際は、検査後のサポート体制や結果の解釈について、事前にしっかりと確認することをおすすめします。

医師が検査結果をどのように評価し、どのような説明をしてくれるのか、遺伝カウンセラーの有無なども重要な判断材料となります。

NIPT検査の実績数

クリニックの選び方の一つとして、NIPTの実績数を確認することも大切です。

実績が多いクリニックでは、検査の精度が安定しており、経験豊富な医師が対応してくれるため、より信頼性の高い検査を受けることができます。

NIPT検査では、判定不能や偽陽性・偽陰性、判断が難しいモザイクといった結果が出る場合も。だからこそ、多くの実績を持つ信頼できるクリニックを選びたいですね。

自分が知りたい疾患を調べられるか

NIPT検査は、プランによって調べられる染色体異常が異なり、クリニックによって対応していない検査もあります。

認可施設では、21・18・13トリソミーのみが対象で、微小欠失検査や全染色体検査には対応していません。より幅広い検査を希望する場合は、非認可施設での検査を検討するのもひとつの選択肢です。

検査名調べられる内容
13トリソミー検査パトウ症候群
18トリソミー検査エドワーズ症候群
21トリソミー検査 ダウン症候群
微小欠失検査1p36欠失症候群、4p欠失症候群、5p欠失症候群
プラダー・ウィリ症候群、アンジェルマン症候群など
全染色体検査1~22番の常染色体の異常

また、クリニックごとに単体の検査や、複数の検査をまとめて受けられるセットプランが用意されています。検査内容を比較し、自分に合ったプランを選ぶことが大切です。

特にミネルバクリニックでは、NIPTで国内唯一、優性遺伝疾患や劣性遺伝疾患(突然変異を含む)を調べることが可能です。検査の精度を重視し、より詳しい遺伝子情報を知りたい方にはおすすめのクリニックです。

検査にかかる費用

NIPTの検査費用は、認可施設では約20万円非認可施設では数万円から受けられる場合もあります。ただし、非認可施設でも全染色体検査などを追加すると、費用は20万円以上かかるのが一般的です。

費用が安いクリニックもありますが、検査の精度やアフターケアの充実度には差があることも考慮する必要があります。安心して検査を受けるためには、価格だけでなくサポート体制や検査機関の信頼性も確認することが大切です。

もし陽性が出たときには、しっかりとしたアフターケアを受けたいですよね。値段設定にはアフターケアの費用も含まれているので、目に見える金額だけに惑わされずに、自分に必要なサービスが受けられるクリニックを選ぶのが大切です。

ライター佐藤

NIPTを受診する流れ

NIPTのおおまかな流れは、この4ステップです。

  1. NIPTを予約
  2. 検査前遺伝カウンセリング
  3. 採血によりNIPTを実施
  4. 結果報告

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.NIPTを予約

NIPTを受けるには、まず妊婦健診を受けている医療機関で検査が可能か確認しましょう。NIPTは妊娠9〜10週以降から受けられるため、受診できるタイミングが近づいたら担当医に相談するのがおすすめです。

ただし、すべての病院でNIPTが実施されているわけではありません。検査対応のない医療機関の場合は、NIPTを提供しているクリニックを選び、早めに予約を取ることが重要です。

クリニックによっては、オンラインでの予約が可能な場合もあるため、事前に確認し、スムーズに検査を受けられるよう準備しましょう。

2.検査前遺伝カウンセリング

NIPTを受ける前には、遺伝カウンセリングが行われます。ここでは、妊娠の経過や過去の出産経験の確認、NIPTで分かることや結果の解釈についての説明を受けることができます。

ただし、非認可のNIPTクリニックでは、検査前後の遺伝カウンセリングが実施されていない場合があるため注意が必要です。NIPT自体は簡単な検査ですが、陽性の結果が出た場合、大きな精神的負担を感じる方も少なくありません。

年齢制限がなく受けやすい非認可施設を選ぶ方も多いですが、事前・事後のカウンセリングが充実したクリニックを選ぶことが安心につながります。クリニック選びの際は、サポート体制をしっかり確認しましょう。

3.NIPT検査の実施(採血)

NIPT検査は、お母さんの血液を採取して行います。採血した血液から胎児のDNAを分析し、染色体異常のリスクを調べます。

採血のタイミングはクリニックによって異なり、遺伝カウンセリングと同日に実施する場合もあれば、後日改めて行うケースもあります。そのため、予約前にクリニックのスケジュールを確認しておくことが大切です。

採血自体は短時間で終わるため、身体への負担は少なく、日常生活への影響もほとんどありません。安心して検査を受けるために、事前に流れを把握し、適切なクリニックを選びましょう。

4.結果報告

NIPTの結果は、医療機関によって異なりますが、採血から約1週間後に通知されるのが一般的です。

検査結果には、「陰性」「陽性」「判定保留」の3つの可能性があります。陰性の場合、検査対象の異常は検出されませんが、陽性の場合は確定診断のために羊水検査などを検討する必要があります。

また、判定保留となった場合は、再検査や追加検査が必要になるケースもあります。結果の受け止め方や今後の選択については、医師や遺伝カウンセラーとしっかり相談し、適切な対応を検討しましょう。

日本国内のNIPT検査は、クリニックによって精度や事後カウンセリングの充実度に大きな差があります。費用が安いことだけを基準に選んでしまうと、後悔につながる可能性があります。NIPTは、赤ちゃんと家族の未来に関わる大切な検査です。検査結果を正しく理解し、適切なサポートを受けるためにも、検査精度が高く、カウンセリング体制が整ったクリニックを選ぶことが重要です。クリニック選びでは、価格だけでなく、検査の信頼性やアフターケアの充実度も必ず確認しましょう。

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ライター佐藤

NIPTについてよくある質問

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Q1.NIPT検査で何がわかるの?

NIPT(新型出生前診断)は、母体の血液から胎児のDNAを分析し、染色体異常のリスクを調べる検査です。

主に、以下の染色体異常を検出できます。

  • ダウン症候群(21トリソミー)
  • エドワーズ症候群(18トリソミー)
  • パトウ症候群(13トリソミー)

クリニックによっては、全染色体の異常や微細欠失・重複の検査にも対応している場合があります。より詳しく調べたい場合は、検査内容が充実したクリニックを選ぶことが重要です。

Q2.NIPTで陰性なら安心できますか?

NIPT検査の精度は高いものの、偽陰性や判定不能となるケースも稀にあります。また、国内のNIPTクリニックによって検査の質に違いがあるため、信頼できる施設を選ぶことが大切です。

NIPTは染色体異常のリスクを判定するスクリーニング検査であり、確定診断ではありません。確定診断には羊水検査や絨毛検査が必要となります。

さらに、NIPTで陰性だった場合でも、検査対象外の染色体異常や、遺伝子疾患を持つ可能性はゼロではありません。出生前診断を受ける際は、結果によって判断に迷う可能性があることを理解し、医師と十分に相談することが重要です。

Q3.NIPTで陽性になる確率はどのくらい?

日本産科婦人科学会の調査によると、NIPTを受けた人のうち「陽性」と判定される確率は約1.8%(約50人に1人)とされています。

ただし、NIPTを受けた理由によって陽性率は異なります

NIPTの検査理由陽性率
高齢妊娠が不安1.5%
出産既往歴1.9%
母体血清マーカーの結果が不安で受けた4.1%
超音波検査でトリソミーを疑われた14.7%

「超音波検査でトリソミーの疑いがあった」妊婦では、14.7%の確率で陽性と判定されました。すでに別の検査で異常の可能性が指摘されている場合、陽性になる確率が高くなる傾向があります。

NIPTの結果を正しく理解し、必要に応じて確定診断を受けることが大切です。医師と相談しながら、適切な対応を検討しましょう。

まとめ

ここまで青森県内のNIPTクリニックを紹介してきましたがいかがでしたか?NIPTクリニックをお選びになる際に、こちらの記事が少しでもご参考になりましたら幸いです。

☆この記事のまとめ

  • NIPT(新型出生前診断)を受ける最適な時期に明確な決まりはない。 一部のクリニックでは妊娠6週目から検査可能だが、推奨されるのは8週目以降。
  • 認証施設と非認証施設の違いを理解することが重要。
    • 認証施設では受検に一定の条件があり、検査対象となる疾患は3種類に限られる。
    • 非認証施設は誰でも受診可能で、施設によっては多様な疾患を調べられる
  • 検査後のサポート体制が重要なポイント。
    • 陽性判定が出た場合の心理的なケアや、追加検査の費用負担サポートが手厚いクリニックを選ぶと安心。
  • NIPTの精度は高いものの、施設によって結果のばらつきがある。
    • 偽陽性・偽陰性の可能性や、判定不能となるケースもあるため、信頼できる施設選びが大切。

ライター 佐藤

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