本記事では、富山県内のNIPTクリニックの選び方と、おすすめのNIPTクリニック(認証施設・非認証施設)をご紹介します。『NIPTで失敗したくない!』という方はぜひご参考にしてください。
北アルプスの雄大な山々や日本海など、豊かな自然に囲まれた富山県。そんな富山県で出生前診断を検討している方に朗報です。さまざまなクリニックのなかからどこを選べば良いのか、詳しく解説します。この記事が、ベストなNIPTクリニックを選ぶためのお手伝いになれば幸いです◎
この記事のライター: よくわかるNIPT・遺伝子検査編集部 佐藤 真由美
1982年生まれ。一児の母。第2子が気になるものの、年齢的にどうしようか考え中。
「NIPTを受ける、受けない!?受けるならどこで受けたらいいの?」悩みに悩んだ自分の経験をふまえて、同じようなお悩みを抱えている女性たちにとって、少しでも参考になるような記事が書ければ…と、日々NIPTやNIPTクリニックについて調査・勉強を続けています。
☆この記事のまとめ
NIPT検査は妊娠初期から受けられる点が大きな魅力です。
医療費控除や保険適用がないため、検査費用は全額自己負担となります。
妊婦が35歳を超えると、胎児の染色体異常のリスクが高まると言われています。
メリットやデメリットを理解し、信頼できる人やカウンセラーと相談した上で検査を受けることが大切です。
検査結果が陽性の場合、遺伝カウンセリングは必須です。費用や精神的なサポートが充実しているクリニックを選びましょう。
本記事のおすすめは、医師が認める精度の高さが魅力のミネルバクリニックです。
富山県でNIPTが受けられるクリニック一覧を先に見る方はこちらをクリック
NIPT検査とは?
NIPT(新型出生前診断)は、妊娠初期に赤ちゃんの先天性疾患リスクを調べる検査方法です。この検査では、特に染色体異常に焦点を当て、21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、13トリソミー(パトウ症候群)などの可能性を評価します。
出生前診断には他にもエコー検査やNT検査などがありますが、NIPTは血液を採取するだけで行える負担の少ない検査として注目されています。
ただし、NIPTですべての先天性疾患を調べられるわけではありません。検査の種類は「非確定検査」と「確定検査」に分けられ、それぞれが異なる目的や対象に特化しています。NIPTは非確定検査に分類されるため、検査結果によっては追加で確定検査を受ける必要が生じることがあります。
非確定検査 | 非確定検査 | 非確定検査 | 確定検査 | 確定検査 | |
検査名 | NIPT(出生前診断) | コンバインド検査 | 母体血清マーカー検査 | 絨毛検査 | 羊水検査 |
実施時間 | 9~10週以降 | 11~ 13週 | 15~18週 | 11~14週 | 15~16週以降 |
検査の対象 | ダウン症候群 18トリソミー 13トリソミーなど | ダウン症候群 18トリソミー | ダウン症候群 18トリソミー 開放性神経管奇形 | 染色体疾患全般 | 染色体疾患全般 |
感度 | 99% | 83% | 80% | 100% | 100% |
結果報告までの期間 | 1~2週間 | 2週間程度 | 2週間程度 | 2~3週間 | 2~3週間 |
リスク・留意点 | なし | なし | なし | 流産・死産のリスク(1/100) | 流産・死産のリスク(1/300) |
NIPT検査(新型出生前診断)は、妊娠中の母体血液から胎児の染色体異常を調べる身体に負担を与えない検査です。
ただし、NIPTは「非確定検査」に分類されるため、陽性結果が出ても必ずしも胎児に疾患があると断定できるわけではありません。正確な診断を得るには、羊水検査や絨毛検査などの「確定検査」を追加で行う必要があります。
NIPT検査は特に以下のような妊婦に推奨されます。
- 35歳以上の高齢妊婦
- 染色体異常のリスクが高いとされる家族歴がある場合
- エコー検査で異常が疑われた場合
NIPT検査を受ける前には、検査の目的や限界について十分理解し、医師や遺伝カウンセラーと相談することが重要です。また、検査結果に基づきどのような対応を取るのかを事前に考えておくことも欠かせません。
NIPT検査費用はどのくらい?
NIPT検査(新型出生前診断)は、胎児の染色体異常や遺伝的疾患を調べるための検査で、精度の高さと安全性から多くの妊婦に選ばれています。その費用は10~30万円程度と比較的高額で、経済的な負担を伴う点が特徴です。
NIPT検査は通常、保険適用外のため全額自己負担となります。検査費用には施設の技術やサービス内容が影響し、医療機関ごとに料金が異なるため、事前に詳細を確認することが重要です。
NIPT | 15~30万円 |
コンバインド検査 | 3~5万円 |
母体血清マーカー検査 | 2~3万円 |
絨毛検査 | 10~20万円 |
羊水検査 | 10~20万円 |
費用をなるべく抑えたい場合は、医療機関の信頼性や検査精度に注意して選びましょう。検査結果の正確性やアフターケアの充実度は、検査を受ける上で欠かせない要素です。適切なカウンセリングを提供するクリニックを選ぶことで、安心して検査を受けることができます。
また、費用だけでなく、医療機関の口コミや実績、遺伝カウンセリングの有無を確認することも大切です。妊娠中の大切な判断を支える検査だからこそ、総合的な品質を重視してください。
NIPT検査の種類は?
NIPT(新型出生前診断)は、胎児の染色体異常や遺伝的疾患のリスクを評価する検査ですが、対象となる検査項目は施設によって異なります。ここでは、日本国内で受けられるNIPT検査の種類や、それぞれの特徴について詳しく解説します。
日本医学会認定のNIPT実施施設(認証施設)
認証施設では、以下の特定の染色体異常が主な検査対象です。
- 21トリソミー(ダウン症候群)
- 18トリソミー(エドワーズ症候群)
- 13トリソミー(パトウ症候群)
これらの染色体異常は、出生時のリスクが高い疾患として広く知られており、認定施設では高い精度で検査が行われています。
認定外のNIPT実施施設(非認証施設)
非認証施設では、検査可能な項目がさらに広がる場合があります。
- 全染色体の数的異常
- 全常染色体の領域欠失疾患
- 微小欠失症候群
これらの検査は、胎児の染色体全体をスクリーニングできるため、より詳細な遺伝子情報を取得することが可能です。ただし、検査結果の解釈には専門知識が必要であるため、遺伝カウンセリングを受けることが推奨されます。
認証施設 | 非認証施設 | |
金額 | 約20万円 | 約5万円 |
受けられる検査内容 | 18トリソミー 13トリソミー 21トリソミー | 18トリソミー 13トリソミー 21トリソミー 微小欠失検査 全染色体検査など |
受診の条件 | 出産時の年齢が35歳以上 染色体異常の陽性反応があった場合 染色体異常の子どもの妊娠、または出産歴がある場合 遺伝による染色体異常の可能性がある場合 | 特になし。35歳未満でも受診可能 |
21トリソミー(ダウン症候群)
21トリソミー(ダウン症候群)は、染色体異常の中でもっともよく見られる疾患で、21番目の染色体が1本多いことで発症します。この疾患は出生時に確認されることが多く、運動能力や知能の発達に影響を及ぼすことがあります。さらに、心臓病などの合併症を併発する場合もあります。
一方で、多くの人々が適切な支援を受けながら学校や社会で活躍し、充実した生活を送っているのも事実です。特に近年の医療技術の進歩により、60歳以上の健康で豊かな生活を実現しているケースが増加しています。
18トリソミー(エドワーズ症候群)
18トリソミー(エドワーズ症候群)は、18番目の染色体が1本多いことで発症する染色体異常の一種です。この疾患は新生児約6,000~8,000人に1人の割合で発生し、女児の方が男児よりも多い傾向があります。主な特徴として、出生時の低体重、心臓や腎臓の先天性異常、手足の形態異常などが挙げられます。また、重度の発達障害が見られることが多いです。
多くの場合、18トリソミーを持つ赤ちゃんは出生後の生存期間が短く、1年以内に亡くなるケースが多いですが、医療の進歩により長期的に生存する例も増えています。診断には出生前検査(NIPTや羊水検査)が用いられることが一般的です。適切な医療ケアと家族の支援が重要であり、診断後は専門医やカウンセラーと協力して対応することが求められます。
13トリソミー(パトウ症候群)
13トリソミー(パトウ症候群)は、13番目の染色体が通常より1本多く存在することで発症する染色体異常です。この疾患は、発生した妊娠の約95%が流産や死産に至るとされています。出生した場合でも、心臓、神経系、消化器系などに深刻な合併症を伴うことが多く、1年を超えて生存する確率は約10%と非常に低いのが現状です。
そのため13トリソミーは、小児慢性特定疾病の対象疾患として認定されており、専門的な医療ケアや支援体制が整備されています。診断を受けた場合は、医療チームや遺伝カウンセラーと連携しながら適切なサポートを受けることが重要です。
性染色体の数の異常
性染色体の数の異常とは、X染色体やY染色体の本数に変化が生じることを指します。性染色体は通常、女性はXX、男性はXYで構成されていますが、この組み合わせに異常がある場合があります。たとえば、女性ではX染色体が1本多いXXX(トリプルX症候群、スーパー女性)、男性ではXXYのクラインフェルター症候群がその例です。
これらの異常は、外見上や日常生活に大きな影響を与えないことが多く、顕著な症状が見られないため、染色体検査を行わない限り気づかれないことが一般的です。これにより、多くのケースでは診断が遅れることがありますが、早期の検査や診断により適切なサポートを受けることが可能です。
富山でNIPT検査が受けられる施設TOP3
1.ミネルバクリニック|業界最高水準・的中率100%*NIPT
☆おすすめポイント
- 全国対応のオンラインNIPT
オンラインサービスにより、全国どこからでもNIPTを受検可能。 - 陽性・陰性判定の精度100%
判定不能がないため、確実な結果を提供。 - 無料の遺伝カウンセリング
検査前に遺伝専門医による無料カウンセリングを実施。 - 充実のアフターフォロー
陽性時には羊水検査費用を全額補償し、安心のサポート体制を提供。さらに、院長である遺伝専門医が24時間体制で無料カウンセリングを無制限で対応。 - 医療従事者からの信頼
高い検査精度が評価され、受検者の10%が医師や医療関係者。
ミネルバクリニックは、検査の精度と充実したサポート体制が際立つクリニックです。遺伝子業界のトップ企業E社と独占契約を結んでおり、これにより検査の信頼性が非常に高く、100%の的中率を実現しています。迅速なサービスや価格の安さではなく、正確な診断と丁寧なフォローアップを重視する方に適した選択肢です。
また、NIPT(新型出生前診断)を受ける方の不安を軽減するため、遺伝専門医による無料カウンセリングを提供。これにより、検査前に十分な情報を得られるだけでなく、個々の状況に最適なプランを選ぶサポートを受けられるのです。さらに、検査後も手厚いアフターフォローが行われるため、安心して任せられます。
検査の正確性やサポート体制を重視する方にとって、ミネルバクリニックは信頼できる医療機関としておすすめと言えるでしょう。
プランと金額表
検査内容 | 費用 |
ライトNIPT: 13(パトウ症候群) 18(エドワーズ症候群) 21(ダウン症候群)トリソミー 性染色体検査 性別 遺伝カウンセリング | 176,000円 |
スタンダードNIPT: 13(パトウ症候群) 18(エドワーズ症候群) 21(ダウン症候群)トリソミー 微小欠失検査・4種 性染色体検査 性別 遺伝カウンセリング | 198,000円 |
プレミアムNIPT: 13(パトウ症候群) 18(エドワーズ症候群) 21(ダウン症候群)トリソミー 微小欠失検査・8種 全染色体検査(異数性・部分欠失・部分重複) 性染色体検査 性別 遺伝カウンセリング | 275,000円 |
評価
調査の結果、ミネルバクリニックは、検査の正確性、遺伝専門医による丁寧なカウンセリング、充実したアフターフォロー体制、そして豊富なNIPT実績を誇るクリニックだということがわかりました。全国に94の提携クリニックを持ち、オンライン対応により全国どこからでも検査を受けられる利便性は大きな魅力だと感じました。
あと、専門知識を持つ医師によるサポートが充実しており、検査前の不安や疑問にもしっかりと応えてくれるところもいいですね。もし自分が第2子を授かった際には、信頼して相談できる選択肢の一つとして考えられると感じました。
ライター佐藤
口コミ
★★★★★
夫婦ともに年齢が高くリスクが高ければ次の手を考えねばならないため、早い週数で検査を受けられること·また結果が出るのが早いことが大変助かりました。 夫は来院できませんでしたが、夫由来の検査も受けられるとのことでこの点も良かったです。 もっと安く受けられるところもあると思いますが、どうせ受けるなら信用度の高い検査をという思いからこちらにお願いしました。
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★★★★★
NIPTの検査でお世話になりました。 日本で唯一の検査ができる、遺伝カウンセラーが常駐しているため選びました。(中略)気持ちの整理と、検査項目の詳細や検査の仕組みなど十分に理解してから受けられたので良かったです。 待ち時間、他の方との接触もなくストレスフリーに受けられました。 本当にありがとうございました。
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★★★★★
NIPTの検査でお伺いしました。第一子のときもお願いして検査結果に満足したので、今回第二子の検査でも選ばせていただきました。予約時間にお伺いすると待ち時間なしで対応くださるのでありがたかったです。
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★★★★★
NIPTの検査にて伺いました。 とても丁寧にカウンセリングしていただき、自分にあったコースを選択することができました。 日本の中でこちらのクリニックでしか検査できない項目などあり、同じ検査項目であっても精度もかなり高いとのことにてとても安心しておまかせ出来ます。 また、エコーもその場で詳しく診ていただけて、写真も数枚いただけました。
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基本情報
店舗名 | ミネルバクリニック |
アクセス | 東京メトロ銀座線「外苑前駅」2b出口から徒歩1分東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目駅」から徒歩9分東京メトロ銀座線・半蔵門線「表参道駅」から徒歩11分 |
住所 | 〒 107-0061 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階 |
電話番号 | 電話番号はクリニック公式ページからご確認ください |
年齢制限の有無 | なし 何歳でも受検可能 |
検査費用 | ベーシック 17万6000円~ |
営業時間 | 10時ー14時/16時ー20時 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
● | 休み | 休み | ● | ● | ● | ● | ● |
2.平石クリニック|妊娠6週からのNIPT
☆おすすめポイント
- 妊娠6周からNIPTを受けられる
- 検査結果が最短2日で出る
- サポートが充実している
妊娠6週目から早期NIPT検査を受けられるため、赤ちゃんの染色体異常を早めに確認したい方におすすめのクリニックです。より正確な結果を得るためには、妊娠8週以降での検査が推奨されていますが、平石クリニックでは早期NIPTに加えて追加料金なしで通常NIPT(妊娠9周〜)の検査を受けられます。
また、最短で2日後に結果を受け取ることができるため、結果を待つ不安な時間が少なく済むのも魅力。
NIPT検査に関する疑問や不安がある場合には、平石クリニックの公式LINEを通じて24時間対応のAIに相談できます。気軽に問い合わせができるのも安心です。
金額とプラン
検査内容 | 費用 |
A:基本検査: 13,18,21トリソミー検査 性染色体検査 性別判定 | 198,000円 |
B:全染色体検査: 1番~22番トリソミー検査 性染色体検査 性別判定 | 231,000円 |
C:微小欠失検査: 1番~22番トリソミー検査 性染色体検査 微小欠失検査 性別判定 | 253,000円 |
評価
スピーディーな検査対応や高いコストパフォーマンスは大きな魅力だと感じました。一方で、口コミを見てみると、事前のカウンセリングが行われていなかったり、説明が十分でなかったと感じる方もいるようです。
また、全国の提携施設で採血が可能な点は、特に地方にお住まいの方にとって利便性の高いサービスと言えますね。
ライター佐藤
口コミ
★★★★★
友人の紹介で早期NIPTのCプランを受けました。
1回分の費用で2回検査できるので、お得感と安心感がありました。
当日予約で提携先の横浜で採血していただきました。採血がうまくて、全然痛くなかったです。
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★★★★★
はじめてNIPTを受けるので少し緊張しながら来院しました。 先生自ら対応していただき、NIPTのこと、認可と認可外のこと、万一の結果がでたときの話、等々たくさんのことを教えてもらいました! こちらで検査を受けて良かったです。
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★★★★
無料で、電話で遺伝子カウンセラーの方に相談ができるので、事前に相談をし、気になることを聞きました。 検査後でも相談ができるとのことで、他の非認証施設よりは安心して検査を受けることができました。 私が行った提携院の方は採血がとても上手くて、痛くなくて感動しました!
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★★★★★
早く検査結果が知れて安心しました。受付方も丁寧なご案内をしていただき、分からないことも教えてくれました。
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基本情報
店舗名 | 平石クリニック |
アクセス | 東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 4番出口徒歩1分 JR山手線 恵比寿駅 西口出口徒歩1分 |
住所 | 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-10-7 MMSビル6階 |
電話番号 | 電話番号はクリニック公式ページからご確認ください |
年齢制限の有無 | なし 何歳でも受検可能 |
検査費用 | 基本検査 18万 |
営業時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
10時ー19時 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
3.DNA先端医療株式会社|ネットで24時間予約受付
☆おすすめポイント
- 認定遺伝カウンセラーに相談できる
- 検査結果を最短2日で受け取れる
医療検査サービスのDNA先端医療株式会社では、利用者に寄り添った充実のサポート体制を整えています。深夜2時までの有人チャット対応により、仕事や生活スタイルに合わせて気軽に相談できる環境を提供。また、検査結果は最短2日でわかるのも魅力のひとつです。特筆すべきは、陽性結果が出た際の手厚いケアプラン。追加で必要となる可能性のある羊水検査について、費用を全額カバーする制度を設けています。
相談のしやすさ、結果の早さ、そして経済的なサポートを組み合わせているため、利用者は安心して検査を受けられるでしょう。
プランと金額
検査内容 | 費用 |
基本検査: 13(パトウ症候群) 18(エドワーズ症候群) 21(ダウン症候群)トリソミー 性染色体検査 性別 | 198,000円 |
全染色体検査: 1番~22番トリソミー検査 性染色体検査 性別 | 231,000円 |
全染色体+微小欠失検査: 微小欠失検査 1番~22番トリソミー検査 性染色体検査 性別 | 253,000円 |
評価
受付スタッフの対応に関して、不安を感じる声も一部で聞かれます。NIPT検査の予約内容や費用に関する情報を事前にしっかり確認しておくことで、スムーズな手続きが期待できるでしょう。
ライター佐藤
口コミ
★★★★★
早くから調べられて安心をいただきました、 返信もすぐにいただけてお任せしてよかったです
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★★★★★
土曜日に受けました。 先生も親切で6日後に結果がメールで届きました。 とても迅速で先生も電話対応の方も丁寧でした!! 私も妊娠生活安心して過ごせます。 ありがとうございました。
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★★★★★
結果が3日で届いてビックリでした。 5日後に親族の集まりがあって、嬉しい報告がしたかったので、早く結果を受け取れて 感謝です!
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★★★★★
不妊治療でやっと授かった赤ちゃんだったので、 不安があり質問もたくさんしました。丁寧に答えていただき、安心して検査ができました。 無料で遺伝カウンセラーさんと1時間ほど相談できまして、おかげさまで、結果待ち期間の不安もだいぶ解消されました。相談してよかったです。
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★★★★★
こちらで出生前診断を予約し、地方のため近くのクリニックで検査をしました。田舎なので遅いかな?と思っていましたが、検査結果も6日と早く、いつ頃わかりそうか電話をすると丁寧にご回答してくれました。検査の予約から最後までコールセンターの方がとても丁寧で安心して受けることができました。ありがとうございました。
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基本情報
店舗名 | DNA先端医療株式会社 |
アクセス | |
住所 | 150-0012 東京都渋谷区広尾1-1-39恵比寿プライムスクエアタワー10階 |
電話番号 | 電話番号はクリニック公式ページからご確認ください |
年齢制限の有無 | なし 何歳でも受検可能 |
検査費用 | 基本検査19万8000円 |
営業時間 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
● | ● | ● | ● | ● | ● | 調査中 |
富山でNIPT検査が受けられる施設
施設名 | 認証/非認証 | 提携先 | 検査会社 | 可能 妊娠 週 | 検査専門 分野 | 医師のカウ ンセ リン グ | 遺伝費用 | 21染色体 基本検査 | 13,18,全染色体 | 微小欠失 | の 性別 | 胎児開示 まで | 結果住所 | 電話番号 |
富山大学附属病院 | 認証 | ー | シーケノム | 10週 | 遺伝 | 〇 | 18万円 | 〇 | 10日 | 富山市杉谷2630番地 | 076-434-2315 | |||
AGAスキンクリニック 富山院 | 非認証 | DNA先端医療 | イルミナ | 10週 | 薄毛 | 〇 | 19万8,000円〜 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 最短3日 | 富山県富山市 総曲輪3-2-25 総曲輪214ビル2F | 0120-330-98 |
NIPT平石クリニック 富山提携院 | 非認証 | 平石クリニック | イルミナ | 10週 | 美容 | 〇 | 19万8,000円〜 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 最短3日 | 富山市総曲輪3-2-25 総曲輪214ビル2F | 0120-220-944 |
NIPT検査を受けるメリット
▼知ることのメリット
出生前診断で早期に赤ちゃんの染色体の状態を知ることは、家族にとって大きな意味があります。
まず、心の準備や医療体制の整備に十分な時間を確保できます。
もし染色体の状態に特徴があった場合、専門医との相談や出産後のケア計画を余裕を持って立てることができます。また、家族で話し合い、さまざまな選択肢を慎重に検討する時間も確保できるでしょう。
さらに、早期に知ることで、必要に応じて専門家からの適切なサポートを受けることも可能になります。
▼検査が簡単
NIPTは、従来の羊水検査と比べて、とても負担の少ない検査方法です。
具体的には、母体から約10mlの血液を採取するだけで検査が完了します。
従来の検査では、羊水を採取する必要があり、お腹に針を刺すなどの処置が必要でした。しかし、NIPTは通常の血液検査と同じ程度の負担で済むため、心理的な不安も少なく済みます。
検査時間も約10分程度と短く、日常生活にほとんど支障をきたしません。
▼母親のリスクなし
NIPTは、母親への負担が少ない、安全な検査方法です。
採血のみで行える検査のため、流産などのリスクは低いと言えるでしょう。
これは、羊水検査で0.1〜0.3%存在するという流産リスクと比較すると、大きな利点といえます。
妊娠初期は不安も多い時期ですが、安全な検査方法を選べることで、心理的な負担が軽減されます。
▼100%ではないが検査精度が高い
NIPTは、染色体の数的異常に関して、99%以上という高い検査精度を誇ります。
ただし、この数値は確定診断ではなく、可能性を示す数値です。そのため、陽性の場合は確定診断として羊水検査が推奨されます。
高い精度で結果が分かることで、より適切な医療判断につながります。
▼早い段階から検査可能
NIPTの検査が可能な時期はクリニックによって異なりますが、妊娠10週目から受けられる場合が多いでしょう。
1週間〜10日程度で結果が出るため、その後の対応を検討する十分な時間を確保できます。
- 妊娠判明後:夫婦での十分な話し合い
- 妊娠10-16週:NIPT検査実施の適切な期間
- 検査後10日:結果判明
- 結果判明後:必要に応じて追加検査や専門医相談
早期に検査できることで、その後の妊婦健診や出産計画をより綿密に立てることができます。
また、検査前のカウンセリングでは検査結果を受けてどのような選択をするのかについても、あらかじめ話し合っておくことが望ましいでしょう。
NIPT検査を受けるデメリット
▼高額であるのが一般的
NIPT(新型出生前診断)は、基本的に保険適用外のため費用が高額になる傾向があります。検査内容や実施する施設によって異なりますが、料金はおおよそ10万~30万円程度かかることが一般的です。
費用を抑える手段として、検査項目を限定したり、国内の検査機関を利用するクリニックを選ぶ方法があります。しかし、料金が安い施設では、検査の精度に不安が残る場合や、遺伝カウンセリングの体制が十分でないケースもあるようです。
検査結果の正確性が損なわれれば、検査を受ける意義が薄れてしまいます。また、検査項目を減らすことで、それに含まれない染色体異常を見逃すリスクもあります。NIPTは非常に重要な検査であるため、ある程度の費用がかかるのは避けられない現実です。そのため、信頼できるクリニックを選び、十分な説明を受けたうえで検査を受けることが何より大切です。
▼すべての先天性疾患は分かるわけではない
出生前診断にはさまざまな種類があり、いずれも妊娠中の赤ちゃんの健康状態を確認するための重要な手段です。しかし、これらの検査には限界があり、すべての先天性疾患を検出することはできません。
たとえば、NIPT検査で陰性の結果が得られても、検査の対象外となる疾患が現れる可能性があります。また、検査で異常が見つかった場合でも、現代医学では染色体異常や遺伝性疾患に対する根本的な治療法が確立されていません。そのため、これらの診断を受けることは、治療の選択肢を広げるというよりも、情報を得るための手段にとどまるケースが多いと言えます。
最終的に、出生前診断を受けるかどうかは、個人の価値観や考え方、家庭の状況によって大きく異なります。慎重に検討し、自分にとって最適な選択をすることが重要です。
クリニックを選ぶポイント
認証施設・非認証施設ってなに?
NIPT(新型出生前診断)は、胎児の遺伝的状態を妊娠初期に確認する検査で、日本では認証施設と非認証施設の両方で受けることができます。それぞれの施設には特徴や違いがあるため、選択の際には注意が必要です。
認証施設
認証施設は、日本医学連合から認可を受けた医療機関です。ここで検査を受けるには、厳格な条件を満たす必要があります。たとえば、35歳以上の妊婦や遺伝的リスクが高いとされる方が主な対象です。また、夫婦での説明会参加が求められる場合があるなど、患者教育やインフォームド・コンセントが重視されています。
検査結果は遺伝カウンセラーを通じて提供されるため、検査後のサポート体制が整っており、アフターケアに安心感があります。
非認証施設
一方、非認証施設は日本医学連合の認可を受けていない機関で、一部の規制が緩やかです。このため、比較的簡単に検査を受けられるケースが多く、年齢制限も緩和されている場合があります。さらに、ウェブ予約や少ない通院回数で完結できるなど、利便性が高いと感じる方もいます。
しかし、遺伝カウンセリングやアフターケアが十分でない場合もあるため、注意が必要です。
どちらの施設を選ぶ場合でも、自分のニーズや価値観に合った選択をするために、事前に十分な情報を集めることが重要です。
認証施設 | 非認証施設 | |
調べられる項目 | 13,18,21トリソミーのみ | 13.18.21トリソミーに加え、 全染色体異常、性別・ 性染色体の数の異常、 微小欠失、部分欠失・部分重複 |
検査で分かる疾患 | ダウン症、エドワーズ症候群、パトウ症候群 | ダウン症、エドワーズ症候群、パトウ症候群、 劣性遺伝子疾患、優性遺伝子疾患、 性染色体異数性、微小欠失症候群 (※調べられる項目数は施設により異なる) |
誰でも受けられる? | 施設によっては妊婦検診受検や、 分娩予定の妊婦さんのみ受付 紹介状が必要な場合も 夫婦同伴が必要 施設により35歳以上の年齢制限あり | 誰でも受検可能 紹介状不要 年齢制限なし 夫婦同伴不要 |
遺伝カウンセリング | ある | 施設により手厚い 遺伝カウンセリングがある |
遺伝専門医 | 在籍 | 稀に在籍がないクリニックがあるので確認が必要 |
通院回数 | 3回 | 1回 |
結果までの日数 | 2週間程度(施設による) | 数日から2週間程度(※施設による) |
かかる費用 | 15~20万程度 | 15~20万円程度 ※数万円の安価NIPTは注意が必要 |
カウンセリング体制は?
NIPT検査を受ける際、しっかり確認しておきたいのがカウンセリング体制です。
- 認定遺伝カウンセラーが常駐している
- 検査前後の複数回カウンセリングできる
- 夫婦での相談にも柔軟に対応してくれる
- 医師と直接相談できる
- 緊急時の相談窓口がある
特に、検査前のカウンセリングでは、検査の目的や結果の解釈について丁寧な説明を受けられることが重要です。
また、オンラインカウンセリングを導入している施設も増えており、遠方からでも相談しやすい環境が整ってきています。
NIPT検査後の費用面のアフターカバーの充実は?
検査後のサポート体制、特に費用面でのケアが充実しているかどうかは、クリニック選びの重要なポイントです。
- 陽性結果時の確定検査費用の補助
- 追加カウンセリングの無料提供
- 専門医療機関への紹介システム
- 心理カウンセリングのサポート
- 経済的な支援制度の案内
NIPT検査で陽性の結果が出た場合、確定診断のために羊水検査をすることになります。この羊水検査は、胎児の染色体異常を詳しく確認するために重要なステップで、費用が通常10万~20万円ほど必要になるため、NIPT検査後に羊水検査の費用を補償するプランを提供しているクリニックを選ぶと良いでしょう。
また、クリニックを選ぶ際には、費用面だけでなく、医師やスタッフの経験、サポート体制、そして使用されている検査技術の信頼性といった要素も考慮することが大切です。安心して検査を受けられるよう、これらのポイントを総合的に判断し、自分に適した施設を選びましょう。
NIPT検査の実績数は?
NIPTは非常に精度の高い検査ですが、すべての結果が100%正確であるわけではありません。検査結果が判定できないケースや、偽陰性・偽陽性が発生する可能性もあります。また、「モザイク」と呼ばれる染色体異常が存在する場合、結果の解釈が難しくなることがあります。
こうした背景から、NIPTを受ける際には、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。
信頼できるクリニックを選ぶための指標のひとつとして、これまでの検査実績や医療スタッフの経験などをチェックすると良いでしょう。
申し込みの流れ
ここからは、NITP検査の申し込みの流れを見ていきます。
- NIPT検査を予約
- 検査前遺伝カウンセリング
- 採血によりNIPT検査を実施
- 結果報告
それぞれのステップを詳しく解説していきます。
1.NIPT検査を予約
NIPT検査を希望する場合、まずは妊婦健診を受けている病院で、この検査が実施されているかを確認することをおすすめします。病院で提供されている場合、妊娠9〜10週頃までに担当医に相談するのが良いでしょう。
一方、病院でNIPT検査を受けられない場合は、外部の検査機関での予約が必要です。検査をスムーズに進めるために、事前に複数の検査機関を調べ、自分の条件に合った施設を選ぶことが大切です。
2.検査前遺伝カウンセリング
遺伝カウンセリングでは、遺伝的疾患や関連するリスクについて専門的な情報を提供してもらえます。NIPT検査を受ける際には、自身の家族歴や個人的なリスク要因について遺伝カウンセラーと話し合うことが重要です。
このカウンセリングは、遺伝の専門知識を持つプロフェッショナルによるものであり、個人情報は厳密に保護されます。検査結果や相談内容が外部に漏れる心配がないため、安心して自分の状況を相談できるでしょう。
また、NIPT検査の結果を正しく理解し、適切な決断を下すためにも遺伝カウンセリングを受けることは非常に有益です。赤ちゃんと自身の健康を最優先に考え、専門家の助言を活用しながら、納得のいく選択をしていきましょう。
3.NIPT検査の実施(採血)
NIPT検査では、採血のタイミングや手順が医療機関によって異なることがあります。なかには、遺伝カウンセリングと同じ日に採血を行う施設もあれば、別の日に実施する場合もあります。そのため、予約する前にクリニックや病院で具体的なスケジュールや流れを確認しておくことが重要です。
また、多くの医療機関では予約が必要な場合があるため、時間に余裕を持って手続きを進めることをおすすめします。事前に詳細を把握することで、スムーズに検査を受けることができるでしょう。
4.結果報告
NIPT検査の結果は、通常1週間から10日ほどで通知されます。この待ち時間は、医療機関の混雑状況や検査内容によって変わる場合があります。結果は「陰性」「陽性」「判定保留」のいずれかとして報告され、それに応じた対応が求められます。
- 陰性
検査対象の疾患や状態が確認されていないことを示します。しかし、体調や症状に不安がある場合は、追加検査を検討することもあります。 - 陽性
検査で異常が疑われる場合を指します。この場合、確定診断のために羊水検査などの追加検査が必要となる可能性があります。医師と十分に相談し、今後の対応を検討しましょう。 - 判定保留
十分な診断結果が得られなかった場合に報告されます。再検査や追加の情報提供が必要となることが多いため、医師の指示に従って次のステップを進めてください。
どの結果であっても、適切なフォローアップが不可欠です。不明点や不安があれば、ためらわずに医療機関へ相談してください。
信頼できるクリニックの選び方
検査結果を安心して受け取るためには、信頼性の高いクリニックを選ぶことが重要です。遺伝カウンセリングの有無や、カウンセラーの資格を持つスタッフの在籍、医師のスキル、施設の設備などを確認しましょう。
さらに、自分の希望や不安をしっかり相談できる環境が整っているクリニックを選ぶことで、より納得のいく形で検査を受けられるはずです。最終的には、自身や家族の未来を考え、慎重に選択をすることが大切です。検査結果やその後の選択肢についても、じっくりと考え、納得した上で次のステップに進むようにしましょう。
こんな方にNIPT検査をおすすめ
NIPT検査は、以下のような状況にある妊娠10〜15周目の方々に特に推奨される検査です。
対象となる方 | 理由 |
---|---|
35歳以上の妊婦 | 染色体異常のリスクが年齢とともに上昇 |
不妊治療で妊娠した方 | 早期からの計画的な妊娠管理が重要 |
過去に染色体異常の出産歴がある方 | 次子への影響を確認する必要性 |
超音波検査で気になる所見があった方 | より詳細な検査による確認が有効 |
仕事と育児の両立を考えている方 | 早期から準備や環境整備が可能 |
なお、どのような状況でも、検査を受けるかどうかは完全に任意です。医療専門家との十分な相談のもと、ご自身の状況に合わせて判断することが大切です。
NIPT検査をあまりおすすめ出来ない方
NIPT検査は、以下のような状況の方々には慎重な検討が必要です。
状況 | 理由 | 推奨される対応 |
---|---|---|
妊娠22週以降の方 | 結果判明後の選択肢が限られる | 他の検査方法の検討 |
多胎妊娠の方 | 検査の精度が低下する可能性 | 専門医との詳細な相談 |
流産の可能性が高い方 | 不要な精神的・経済的負担を避ける | 状態が安定してからの検討 |
経済的に余裕がない方 | 高額な検査費用の負担 | 保険適用のある代替検査 |
特に以下のような心理状態の方は、検査を受ける前に十分な時間をかけて検討することをおすすめします。
- 検査結果に関わらず出産を決めている方
- 結果を受け止める心の準備ができていない方
- パートナーとの意見が一致していない方
NIPTは、胎児の遺伝的異常を早期に確認するための有用な検査ですが、その結果が家族や妊婦本人に与える影響は非常に大きいため、慎重に検討することが重要です。
検査を受ける前には、夫婦や家族で十分に話し合い、異常が見つかった場合にどのように対応するか、必要なサポートをどのように整えるかを計画しておくことが大切。また、検査を受ける決断をする際には、遺伝カウンセラーや医療の専門家の意見を参考にすることをおすすめします。
NIPT検査は、しっかりと準備し、結果に対する責任を持つ姿勢が求められる検査です。安易な判断で受けるのではなく、自分自身や家族の将来を考え、十分な理解と計画のもとで検査を活用することが重要です。
遺伝カウンセリングについて
NIPT(新型出生前診断)は、妊娠中の染色体異常のリスクを評価する検査であり、結果は家族が重要な決断を下す際に役立ちます。その際は、専門的な知識を持つ専門家による結果の解釈やサポートを受けると良いでしょう。
遺伝カウンセリングでは、遺伝や疾患に関する医学的な情報、社会的支援、さらには心理的なサポートまで、包括的な支援が行われます。こうした支援を受けることで、不安や疑問を軽減し、家族がより良い意思決定を行う助けとなります。
遺伝カウンセリングの専門家
遺伝カウンセリングを行う専門家には、臨床遺伝専門医と認定遺伝カウンセラー®がいます。
- 臨床遺伝専門医: 専門的な医療知識をもとに、診断や将来的なリスク評価についてのアドバイスを提供します。
- 認定遺伝カウンセラー®: 主に心理的サポートや患者とのコミュニケーションを重視し、患者や家族に寄り添ったサポートを行います。
カウンセリングを受ける方法
遺伝カウンセリングを希望する場合、まずは主治医に相談するのがおすすめです。主治医を通じて、大学病院や専門クリニックの専門家を紹介してもらうことができます。また、相談先がわからない場合は、以下のウェブサイトで情報を調べることも可能です。
日本遺伝医療学会検索ページ
費用について
遺伝カウンセリングや遺伝学的検査は、一般的に自費診療となることが多く、料金は施設によって異なります。料金は5,000円から10,000円程度が目安ですが、一部では保険が適用される場合もあるため、事前に確認することをおすすめします。
施設ごとの料金体系や保険適用の可否については、事前に問い合わせておくと安心です。
Q&A
NIPT検査で分かることは?
NIPT(新型出生前診断)は、妊娠初期に胎児の染色体異常のリスクを評価するための検査です。この検査では、母体の血液を用いて胎児由来のDNAを解析する方法が採られています。具体的には、母親から10~40mlほどの血液を採取し、その中に含まれる胎児の無細胞DNA(cfDNA)を調べます。
NIPTでは、主に以下のような染色体異常を高い精度で検出することが可能です。
- 21トリソミー(ダウン症候群)
- 18トリソミー(エドワーズ症候群)
- 13トリソミー(パトウ症候群)
この検査は非侵襲的で母体や胎児への負担が少なく、高い精度でリスクを判断できる点が大きな特徴です。ただし、確定診断ではないため、陽性の場合は追加の検査が必要になる場合があります。
NIPTで陰性なら安心?
NIPT検査は非常に高い精度を持つ検査ですが、まれに偽陰性や検査結果が判定不能となるケースもあります。また、日本国内でNIPTを提供するクリニックの間では、検査方法や機器、遺伝子解析の正確さに差があるため、受診するクリニックの品質を慎重に選ぶことが重要です。
NIPTは、染色体異常のリスクを評価するための検査であり、確定診断を目的としたものではありません。そのため、陽性や疑陽性の結果が出た場合は、羊水検査や絨毛検査といった確定的な検査を受ける必要があります。また、陰性の結果であっても、検査対象外の染色体異常や別の疾患の可能性が完全に排除されるわけではありません。
出生前診断を受ける際には、NIPTの結果がすべてを確実に示すものではないことや、結果に基づいて判断を下す際に困難な状況が生じる可能性がある点を十分理解しておくことが大切です。適切なサポートと情報を得るために、信頼できる医療機関を選び、事前にしっかりとした説明を受けるよう心がけましょう。
NIPT検査はいつ受けるのがよい?
NIPT検査は、多くの医療機関で妊娠10週から18週の間に受けることが可能です。ただし、具体的な受診時期については、各クリニックによって異なるため、事前に確認することをおすすめします。
一般的には、妊娠12週から13週頃に検査を受けるのが適しているとされています。ただし、最適なタイミングは妊婦さんそれぞれの状況や希望によって異なります。そのため、自分にとってもっともよい時期を決定するために、主治医や専門家と十分に相談することが重要です。
高齢出産はリスクが大きくなる?
年齢が上がるにつれて、妊娠や出産に伴うリスクが増加する傾向があることは事実です。特に、母体の年齢が高くなるほど胎児の染色体異常の可能性が高まり、ダウン症候群(21トリソミー)などのリスクも上昇します。35歳以上の妊娠は「高齢妊娠」とされ、40歳を超えるとさらに注意が必要とされています。
ただし、高齢出産のリスクは年齢だけで決まるわけではありません。母体の健康状態や生活習慣、医療技術の進歩など、さまざまな要因がリスクを軽減することが可能です。近年では、定期的な健診や適切なケアを受けることで、高齢であっても安全に出産を迎える方が増えています。
妊娠を計画する際には、専門医と相談し、自分に最適なプランを立てることが大切です。また、健康管理や生活習慣の見直しを早めに行うことで、妊娠や出産に向けた準備を整えることができます。リスクを正しく理解し、適切な対策を講じることで、高齢での出産も安心して迎えることができるでしょう。
まとめ
ここまで富山県内のNIPTクリニックを紹介してきましたがいかがでしたか?NIPTクリニックをお選びになる際に、こちらの記事が少しでもご参考になりましたら幸いです。
☆この記事のまとめ
- NIPT検査のメリット
妊娠初期から検査が可能で、胎児の染色体異常リスクを早期に確認できる点が特徴です。 - 費用について
NIPT検査は保険適用外で、医療費控除も適用されないため、全額自己負担となります。 - 高齢妊娠のリスク
35歳を超えると、胎児の染色体異常の可能性が高くなるため、検査を検討する方が増えています。 - 検査を受ける際のポイント
検査のメリットとデメリットをしっかり理解した上で、家族やカウンセラーと相談して決めることが大切です。 - 陽性時の対応
陽性結果が出た場合は、遺伝カウンセリングが重要なステップになります。心理的なサポートや費用面のケアが充実したクリニックを選びましょう。 - クリニックの選び方
精度やアフターケアを重視してクリニックを選ぶことをおすすめします。例えば、ミネルバクリニックは的中率100%の精度を持ち、多くの医師からも信頼されています。
おすすめは他にない的中率100%の精度を誇る、ミネルバクリニック◎
富山県内でNIPT検査を検討する際に特に注目されるのが、ミネルバクリニックです。このクリニックは、的中率100%という高い精度を誇り、多くの医師から支持されています。また、検査前には遺伝専門医による無料カウンセリングが受けられるため、自分に適したプランを選択する際の助けになります。安心して検査を進めるために、事前の相談を活用しましょう。